介護資格 難易度

介護士になるための資格の難易度は?資格取得方法やおすすすめスクールも紹介

看護師になるには

介護士になるには資格が必要だと考えていませんか?

この記事では「介護士として取得しておくべき資格の難易度」を解説します。

結論、介護士になるのに資格は必要はありません。

介護士というのは、介護職で働くすべての人を指す言葉です。

しかし、資格は取得しておいた方が良いので、今回は「どのような資格があった方が良いか」「それぞれの資格取得難易度」について解説します。

ぜひこの記事を読んで、資格取得を検討してみてください。

また「介護職に関わる資格の種類」について知りたい方は、こちらで解説を行っていますのでぜひ確認してみてくださいね。

介護士の資格取得におすすめのスクール

 

  1. ベネッセスタイルケア|就職・キャリアアップに強い
  2. 三幸福祉カレッジ|ステップアップ講座も充実

介護士とは?

介護士とは?

介護士とは、介助を必要としている人の手助けを業務です。

主に、老人ホームやデイサービスなどで働きます。

「介護士」のくくりについて、「介護福祉士」という意味で使われることもありますが「介護士=介護福祉士」ではありません。

介護士というのは、介護を行っている職業を指す、すべての総称を指します。

そのため、介護福祉士もヘルパーもすべて介護士となるのです。

介護士にはさまざまな職業が含まれるので「なにをする介護士」を目指したいのか、しっかり固めておきましょう。

介護士の主な職場

介護士の主な職場

介護士として働けれる、主な職場を紹介します。

介護士は、介護職で働く人の総称を指す言葉なので「介護士はどこで働いている」と決めることはできません。

資格の有無や、どのような介護士になりたいかで働く場所は変わっくるものです。

今回は介護士としてどのような働き方、どのような職場があるか選定しました。

  • 老人ホーム
  • デイサービス
  • 病院
  • 訪問介護

それぞれの働き方を以下で解説するので、介護士を目指す方は、参考にしてください。

老人ホーム

老人ホームでは、主に高齢者の生活を、介護職員がサポートします。

高齢者は、生活における行動において負担を感じることがあるので、介護士がサポートしてあげなければいけません。

具体的な内容は、食事や入浴、排せつなど、多岐にわたります。

また、場合によってはリハビリ系の資格を有している職員と協力して、身体機能の維持や回復をサポートするのもひとつの仕事です。

施設に医師がいるわけではないので、基本的なサポートは、介護士が行わなければいけません。

デイサービス

デイサービスは、一般的に朝から夕方まで、高齢者や障がい者の介助を行う仕事です。

老人ホームとは異なり、夜勤や宿泊になることはありません。

基本的な内容は、老人ホームと同様、入浴や食事、排せつなどの介助です。

また、利用者同士やスタッフと利用者とのコミュニケーションをはかるために、レクリエーションを実施することもあります。

さらに、利用者の家からデイサービスセンターまでの送迎も介護士の仕事です。

当然介助は必要ですが、利用者とのコミュニケーション能力が問われる仕事といえるでしょう。

病院

病院

介護士の仕事は、病院で行うこともあります。

入院患者への身の回りのお世話や、看護師の補助業務が、病院で行う介護士の仕事です。

他の職場と同じように、食事や排せつのサポート、移動などの介助も行います。

また、病院によっては、ベッドのシーツや交換、洗濯のような、看護師のサポートがメインになることもあるので、業務範囲の幅が広い職場といえるでしょう。

医療に関するサポートも行うので、一定の資格が求められます。

訪問介護

訪問介護は、名前の通り利用者の自宅に訪問して、生活や身体の介護を行う仕事です。

訪問介護の場合、身体的なサポートだけではな、身の回りのお世話も行います。

たとえば、料理や掃除、洗濯、日用品の買い物などです。

サポートの流れは、ケアマネージャーのケアプランの基行います。

その上で、その日の利用者の状況や業務などを記録して、ケアマネージャーに報告しなければいけません。

ヘルパーとして働くこともできますが、上を目指すのであれば、ケアマネージャーとして働くこともできます。

介護士に資格は必要ない

介護士に資格は必要ない

結論から言えば、介護士を目指すのに資格は必要ありません。

なぜならば、介護士は介護の仕事をしている人全般を指す言葉だからです。

そのため、資格を持たないヘルパーさんも、介護士にあたります。

では、ヘルパーに資格は必要ないのか?というと、事業所によって異なりますが、無資格でも働ける事業所は多いので、介護士になるためには資格は必要ないと言えるでしょう。

ヘルパーからさらにスキルアップ、キャリアップを目指す場合は、資格を取得した方が良いすが、介護士になるための資格はありません。

介護士になるための難易度

ヘルパーを含む介護士になるための難易度は、非常に低いといえます。

経験や無資格でもヘルパーとして働ける事業所は多いです。

つまり「介護士になりたい」と、積極的に応募すれば、なれる確率が高いということになります。

医療・介護求人サイトの「ジョブメドレー」で「未経験可」「無資格可」で介護職を調べたところ、16,034件もヒットしました(2021年7月現在)。

これらの介護職に就けば介護士と名乗ることはできるので、結果的に、介護士になるための難易度は低いといえるでしょう。

主な介護士の資格難易度

主な介護士の資格難易度

介護士になるためには、資格は必要ありませんが、介護士として主に取得されている資格はあります。

介護士として、長く仕事を続けていくのであれば、主な資格は取得しておいた方が良いでしょう。

取得しておくべき資格は、4つあります。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士
  • 社会福祉士
  • ケアマネージャー

当然、それぞれは介護士として必須の資格ではありません。

しかし、今後キャリアアップを考えるのであれば、取得しておくべき資格といえます。

それぞれの資格取得難易度を解説するので、参考にしてください。

介護職員初任者研修の資格取得難易度

介護職員初任者研修の資格取得難易度は、かなり低いです。

修了試験合格率は、ほぼ100%、9割以上は合格すると言われています。

介護職員初任者研修は、介護職のスタートのような基礎的な研修になるため、難易度の高い問題が出題されないのです。

基本的には「どこまで基本を理解しているか?」が重要になります。

実際の出題項目は、以下の通りです。

  • 職務の理解
  • 介護における尊厳の保持・自立支援
  • 介護の基本
  • 介護・福祉サービスの理解と医療との連携
  • 介護におけるコミュニケーション技術
  • 障害の理解
  • 認知症・行動障害の理解
  • 老化の理解
  • こころとからだのしくみと生活支援技術

実際に、初任者研修を合格した方の口コミでも「簡単」というものが多くあります。

他にも、簡単という意見が多いので、難易度は低いといえるでしょう。

介護福祉士の資格取得難易度

介護福祉士

介護福祉士の資格難易度は、低いといえます。

介護福祉士は国家資格ではあるものの、実際の合格率は70%以上と、高い数字になっているのです。

厚生労働省が発表している「介護福祉士試験合格発表」では、以下のデータが出ています。

  • 平成29年度合格率……70.8%
  • 平成30年度合格率……73.7%
  • 令和元年度合格率……69.9%
  • 令和2年度合格率……71.0%

令和元年度は70%以下になってしまいましたが、基本的には70%前後をキープしているため、合格しやすい資格といえます。

実際に介護福祉士の試験を受けた方のなかには「簡単」という声もありました。

ただし「勉強は必要」という投稿も多かったので、しっかり勉強していれば取得できる資格と考えておくと良いでしょう。

社会福祉士の資格取得難易度

社会福祉士の資格取得難易度は、非常に高いです。

国家資格でありながら、合格率も低いため、かなり勉強が必要になるでしょう。

厚生労働省が発表した「社会福祉士国家試験合格発表」では、以下のようなデータが出ています。

  • 平成29年度合格率……30.2%
  • 平成30年度合格率……29.9%
  • 令和元年度合格率……29.3%
  • 令和2年度合格率……29.3%

同様の国家資格である介護福祉士が70%以上なのに比べて、社会福祉士は30%前後の合格率です。

やはり、社会福祉士の試験を受けた方は「難しい」と投稿しています。

受かっている人でさえ「簡単だった」ではなく「自分頑張った」というような内容が多いです。

それだけ難易度が高いということでしょう。

ケアマネージャーの資格取得難易度

ケアマネージャーの資格取得難易度は、非常に高いです。

合格率も低く、かなり難関といえるでしょう。

厚生労働省が発表した「介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」では、以下のようなデータが出ています。

  • 平成29年度合格率……21.5%
  • 平成30年度合格率……10.1%
  • 令和元年度合格率……19.5%
  • 令和2年度合格率……17.7%

平成29年度は20%を超えていますが、それ以外の年度は20%を切るほどで、民間資格でありながら、国家資格の介護福祉士や社会福祉士よりも合格率が低いです。

やはりケアマネージャーに関しては「難しい」という意見が多く見つかりました。

キャリアアップにつながる資格ですが、資格取得はかなりの努力が必要になるでしょう。

介護士の資格取得におすすめのスクール

介護士の資格取得におすすめのスクール

介護士に関わる資格を取得するなら、スクールの講座を受けることをおすすめします。

いくつかのスクールがありますが、とくに評判の良いスクールを選定しました。

介護士の資格取得におすすめのスクール

 

  1. ベネッセスタイルケア|就職・キャリアアップに強い
  2. 三幸福祉カレッジ|ステップアップ講座も充実

介護士のステップアップとして、資格取得を目指すなら、ぜひスクールを受講してみてください。

ベネッセスタイルケア

ベネッセスタイルケアは、就職やキャリアアップに強いスクールとして人気があります。

介護資格講座の実績はなんと20年以上です。

ベネッセは教育事業に強いので、カリキュラムが充実しているのもポイント。

ベネッセスタイルケアで学べる介護資格の講座は、主に以下の4つです。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修
  • 介護福祉士
  • 介護支援専門員

入門資格から国家資格まで学べるので、介護士としてスキルアップしながら資格を取得していくのも良いでしょう。

ベネッセスタイルケア

三幸福祉カレッジ

三幸福祉カレッジは、介護士としてステップアップを目指したい方におすすめのスクールです。

介護職のデビューからキャリアアップなど、その人に合わせた講座を提供してくれます。

三幸福祉カレッジで学べる講座は、主に10つです。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修
  • 介護福祉士国家試験受験対策講座
  • ケアマネージャー受験対策講座
  • 福祉用具専門相談員養成講座
  • 介護事務講座
  • 同行援護従業者養成研修
  • 行動援護従業者養成研修
  • 全身性障がい者ガイドヘルパー養成研修
  • 喀痰吸引等研修

基本的な資格の講座から、ステップアップに必要な資格の講座も行っているので、必ず自分の目指したい資格を学習できるでしょう。

三幸福祉カレッジ

介護士自体の資格難易度は高くない

介護士の資格難易度は高くない

介護士自体の資格難易度は高くないので、積極的に介護士を目指しましょう。

しかし、介護業界で長く働き続けたり、スキルアップ、キャリアアップを考えているなら資格を取得しておいた方が良いです。

ただヘルパーとして働くだけではなく、今後どのような役職に就きたいか決まっているなら、今回の記事を参考に、資格取得を目指してください。

また、合格のためには効率的な学習が大事になります。

効率的に学び、合格率を高めるために、スクール受講も検討してください。

介護士の資格取得におすすめのスクール

 

  1. ベネッセスタイルケア|就職・キャリアアップに強い
  2. 三幸福祉カレッジ|ステップアップ講座も充実

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