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【2021年版】介護職に関わる資格の種類とは?資格取得するメリットや勉強方法について紹介!

介護職資格種類

「介護職に関わる資格の種類について詳しく知りたい」「介護資格を取得するメリットとは?」などと思っている方は多くいます。

実際に、介護職に就職や転職をする際に資格を持っていると有利に働くことが可能です。

そこで、今回は介護職に関わる資格の種類や資格取得するメリット、おすすめの介護転職サイトについて徹底的に紹介していきます。

これから介護職に転職したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

介護職とは

介護職とは

介護職とは、高齢者が安心して生活ができるように、老人ホームや介護事業所などで介護の現場で働く人のことを指します。

具体的な介護職の仕事内容については、大きく分けて下記3つに分けられます。

  • 生活援助
  • 身体介護
  • その他援助

それぞれの仕事内容について特徴を踏まえて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

生活援助

生活援助とは、利用者やそのご家族が日常生活で行うことができない家事などを代行して行うサービスのことです。

利用者によって多少生活援助の内容は異なりますが、主に下記のサービスを行っています。

  • 掃除
  • ゴミ出し
  • 買い物
  • 料理
  • 洗濯
  • ベットメイク
  • 薬の受け取り

上記のように生活援助はあくまで利用者の日常生活を支援することが目的になるため、専門的な知識がなくても行うことができます。

しかし、家事を行うことができるご家族が同居している場合、基本的には訪問看護での生活援助サービスを利用することができないので、あらかじめ注意が必要です。

身体介護

身体介護とは、利用者の身体に直接触れて行う介護サービスのことを指します。

基本的には介護職員初任者研修以上の介護専門資格を持つものでなければ身体介護を行うことはできないとされています。

具体的な仕事内容については、下記が挙げられます。

  • 入浴介助
  • 排泄介助
  • 食事介助
  • 外出介助
  • 服薬介助

このように介護職は、生活の質を高めるために利用者の自立支援サービスも行っています。

その他援助

介護職は、利用者のリハビリやメンタルケアなどの援助も行います。

事業所によって提供しているサービスは異なりますが、基本的には介護保険の適用範囲内で行える援助を提供していますが、場合によっては介護保険の適用外で完全自己負担になってしまう可能性もあるため、あらかじめ確認しておくことが必要です。

また、介護職は大きく分けて、入所型・通所型・訪問型の3種類に別れており、働く場所や方法も多少異なるため、自分自身に合った働き方を選ぶことも重要な要素として挙げられます。

介護職に関する資格の種類とは

介護職に関わる資格の種類とは

介護職に関する資格の種類についてあらかじめ理解しておくことで、計画的に資格習得を行うことができ、キャリアアップに繋げることが可能です。

具体的に介護職に関する資格種類については、下記5つが挙げられます。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士
  • 介護支援専門員(ケアマネージャー)
  • レクリエーション介護士
  • 介護予防運動指導員

それぞれの資格について、特徴や取得方法などを踏まえて紹介していきますので、これから介護職に関する資格を取得したいと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修とは、施設や在宅に関わらずに介護職として働く上で基本となる知識や技術を取得する研修のことを指し、ヘルパー2級資格とも呼ばれています。

介護職に就くうえでは最低限持っておきたい資格の一つですが、家族の介護をするために研修を受ける人も増えてきている傾向です。

資格を取得するためには、講義と講習を含めた約130時間の研修受講と、修了試験に合格することが必要です。

また、介護職に就職する際にも有効に働くことができ、管理者やリーダーなどへのキャリアアップすることができるメリットもあります。

介護福祉士

介護福祉士とは、介護職に関わる資格の中で唯一の国家資格で、介護のプロとして活躍することができます。

資格を取得するためには、主に下記3つのルートが挙げられます。

  • 養成施設ルート
  • 福祉系高校ルート
  • 実務経験ルート

養成施設ルートは、あらかじめ指定された養成施設を卒業することによって、介護福祉士国家試験を受験する資格を得ることができます。

次に、福祉系高校ルートは、2009年度以降に福祉系高校に入学し、決められた科目や単位を取得して卒業することで、受験資格を得ることが可能です。

実務経験ルートについては、介護福祉士国家試験を受講する約9割が占めており、3年以上の実務経験か実務者研修を修了することで、受験資格を得ることができます。

介護支援専門員(ケアマネージャー)

介護支援専門医(ケアマネージャー)

介護支援専門員とは、ケアマネージャーとも呼ばれており、介護サービスの計画書を作成したり、介護関係者の連絡調整などの業務を行うために必要な資格のことを指します。

受験資格は、下記の特定の国家資格を保有しており、国家資格に基づく実務実績が通算5年以上であれば、受験資格を得ることができます。

  • 医師
  • 看護師
  • 歯科医師
  • 薬剤師
  • 理学療法士
  • 社会福祉士
  • 栄養士

上記以外にも特定の国家資格は多くあるため、介護支援専門員を受験したいと考えているのであれば、あらかじめ確認することをおすすめします。

また、国家資格を保有していない人については、相談支援専門員・支援相談員・支援相談員・主任相談員として5年以上(900日以上)の従事期間であれば、受験資格を得ることが可能です。

レクリエーション介護士

レクリエーション介護士とは、自分自身の特技や趣味を活かしながら、高齢者を喜ばせることができるレクリエーションを学ぶことができる資格のことを指します。

高齢者とのコミュニケーション力を高めることができるため、日々の業務もより効率的に行うことが可能です。

資格取得する方法については、団体研修・通学講座・通信講座の3つがあり、他の資格に比べて取得しやすいため、少しでも興味があれば受験することをおすすめします。

介護予防運動指導員

介護予防運動指導員とは、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターが認定を行っている民間の資格のことで、高齢者が自立した日常生活を送れるように、未然に要介護状態を未然に防ぐことなどを行います。

資格取得する方法は、講座を受講して修了試験に合格することはもちろんですが、下記のいずれかの資格を持っていることが必要です。

  • 介護支援専門員
  • 介護福祉士実務者研修修了者
  • 介護職員初任者研修修了者で実務経験2年以上
  • 介護職員基礎研修過程修了者
  • 健康運動指導士
  • 看護・福祉・医療系の国家資格保有者

介護予防運動指導員の仕事内容は、利用者によって多少内容が異なりますが、健康状態に適した介護予防プログラムを作成して、実際にサポートまで行います。

介護職に関わる資格を取得するメリット

介護職に関わる資格を取得するメリット

「介護職に関わる資格を取得するメリットについて具体的に知りたい」と思っている人は少なくありません。

具体的に介護職に関わる資格を取得するメリットについては、下記3つが挙げられます。

  • 職場で評価が上がる
  • 転職に有利
  • 給与が上がる

それぞれのメリットについて、下記にて紹介していきますので、まだ資格を持っていない人は、ぜひ参考にしてみてください。

職場での評価が上がる

介護に関わる資格を持っていることによって、ある程度介護の知識と技術があると判断されるため、職場での評価を上げることに繋がります。

また、モチベーションアップにも繋がるため、事業所全体のレベルアップにも効果的に働きます。

さらに、職場での評価を上げることができれば、必然的に給与アップをすることができるため、介護職に就いている人は、資格を取得することをおすすめします。

転職に有利

他の職種でも共通して言えることですが、業務に関わる資格を持っていることによって、転職する際に有利に働くことができます。

また、良い条件で転職や就職をすることができるため、キャリアアップや高年収を目指すことができるメリットも挙げられます。

実際に介護職は人手不足と言われており、資格を持っている人材であれば重宝される傾向があり、看護に関わる多くの資格を取得することによって、自分自身の市場価値も上げることも可能です。

効率的な資格取得の勉強方法

効率な資格取得の勉強方法

効率的な資格取得の勉強方法について理解しておくことで、余計な手間や時間をかけずに普段仕事で忙しい人でも資格取得する可能性があげることが可能です。

具体的に効率的な資格取得の勉強方法については、下記2つが挙げられます。

  • 目標を設定する
  • 勉強時間を確保する

それぞれの勉強方法については下記にて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

目標設定をする

目標設定をすることによって、資格取得までに必要な勉強量を理解することができます。

最初に最終的なゴール設定をしてから、中長期の目標設定をすることによって具体的にどのくらいの勉強時間が必要なのか把握することが可能です。

次に、短期的な目標を設定することによって、細かく勉強時間を確保できたり作業効率を上げることにも繋げることができます。

また、目標設定をした場合でも、思わぬトラブルによって計画通りに進まないことも少なくないため、臨機応変に目標設定を修正することも必要です。

勉強時間を確保する

資格取得をするためにいちばん重要な要素として、勉強時間を確保することが必要です。

計画的に便居時間を確保することによって、モチベーション維持にも繋がることはもちろんですが、習慣化することが可能です。

通勤や通学などの移動時間や隙間時間を有効活用することも、勉強時間を増やすことができるため、より効率的に勉強することができます。

しかし、勉強時間を多く確保するために、一日のほとんどを勉強時間にしてしまうと、ストレスやプレッシャーを与えてしまい逆効果になってしまう可能性があるため、あらかじめ注意が必要です。

おすすめの介護転職サイト3選

おすすめの介護転職サイト3選

「介護職に転職をしたいけど、おすすめの介護転職サイトを知りたい」と思っている方は多くいます。

おすすめの介護転職サイトについては、下記3つが挙げられます。

  • マイナビ介護
  • 介護レポ
  • 介護ワーカー

上記の介護転職サイトについて、特徴などを踏まえて紹介していきますので、これから介護職に転職したいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

マイナビ介護

マイナビ介護

マイナビ介護は、大手企業の株式会社マイナビが運営をしており、充実なサポート体制や豊富な実績がある転職エージェントです。

介護業界を詳しく知っている優秀なコンサルタントが多く在籍しているため、書類審査の対策はもちろんですが、面接についても細かなサポート行っています。

また、他の介護転職サイトに比べて求人数が多いため、自分自身の希望している求人を見つけやすいメリットも挙げられます。

しかし、地方の求人は少ない傾向があるため、あらかじめ注意が必要です。

参考サイト:マイナビ介護公式https://kaigoshoku.mynavi.jp/

マイナビ介護を利用してみる

介護レポ

介護レポ

介護レポとは、株式会社repoが運営をしており、介護職に特化している転職サイトです。

未経験求人も多く取り扱っているため、違う業種から介護職に転職したいと思っている人に向いている特徴があります。

介護職の経験者であれば、高年収の求人も多く取り扱っているため、キャリアアップを狙うことも可能です。

参考サイト:介護レポ公式https://www.repo.co.jp/kaigolp/

介護レポを利用してみる

介護ワーカー

介護ワーカー

介護ワーカーは、全国に10万件以上の介護職に特化した求人を取り扱っており、求人探しから面接対策、雇用条件の交渉までのサポートを行っている特徴があります。

非公開求人も多く取り扱っているため、他の転職サイトには掲載されていない独自求人も多く取り扱っています。

アドバイザーからの応募書類の添削や面接対策、転職活動の日程管理などのサポートをすべて無料で受けることが可能です。

参考サイト:介護ワーカー公式https://kaigoworker.jp/

介護ワーカーを利用してみる

介護職に有利な資格を取得してキャリアアップを目指そう!

介護職に有利な資格を取得してキャリアアップを目指そう!

今回は、これから介護職に転職したいと思っている方に向けて、介護職に関わる資格の種類や資格取得するメリット、おすすめの介護転職サイトについて徹底的に紹介しました。

介護職に関わる資格の種類については、介護職員初任者研修・介護福祉士・介護支援専門員(ケアマネージャー)・レクリエーション介護士・介護予防運動指導員の5つがあります。

また、おすすめの介護転職サイトは、「マイナビ介護」「介護レポ」「介護ワーカー」の3つが挙げられます。

ぜひ、今回紹介したことを参考にして、介護に関わる資格を取得してキャリアアップを目指しましょう。

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