介護関連資格

介護のおすすめ資格9選|キャリアアップスキルアップともに役立つ資格を紹介

介護のおすすめ資格9選|キャリアアップスキルアップともに役立つ資格を紹介

介護の資格取得を検討していませんか?

この記事では「おすすめの介護資格」について解説します。

結論、介護の資格は幅広いので、自身のキャリアに合わせて考えていきましょう。

介護関連の資格は民間資格も合わせると30種類以上になるので、自身のキャリアやスキルアップにつながる資格を見つけてください。

他にも「介護資格の選び方」や「介護資格取得のおすすめスクール」についても解説します。

ぜひ今回の記事を参考に、介護資格を取得してください。

また「介護職の転職におすすめの資格」に関しては、こちらで解説していますのでぜひ確認してみてくださいね。

介護資格取得のおすすめスクール

  1. ニチイ|ライフスタイルに合わせて受講可能
  2. 三幸福祉カレッジ|スキルアップに役立つ
  3. ユーキャン|介護資格の幅が広い

介護の資格は30種類以上

介護の資格は30種類以上

介護の資格は30以上の種類があります。

介護職は無資格でも働けますが、キャリアアップを目指すのであれば資格取得は必須です。

介護の資格には、民間の企業が認定している「民間資格」、厚生労働省に認定されている「公的資格」、国に認められた「国家資格」の3つに分類されます。

それぞれの細かくどんな仕事があるのかを知り、必要な資格について理解しておきましょう。

民間資格

民間資格とは、民間の団体や企業が独自に認定している資格です。

介護職での主な民間資格は以下の通り。

  • 介護事務
  • サービス介助士
  • 介護食士
  • 認知症ケア専門士
  • 認知症ライフパートナー
  • 福祉住環境コーディネーター
  • レクリエーション介護士
  • 終末期ケア専門士

他にも、介護予防運動スペシャリストや手話技能検定や、様々な資格があります。

中にはスキルアップを目的とする資格もあり、難易度はそれほど高くないものが多いです。

介護職でどのような働き方をしたいのかに合わせて、民間資格の取得も視野に入れておくといいでしょう。

公的資格

公的資格

公的資格とは、公益法人や各省庁などが実施している資格です。

介護職での主な公的資格は以下の通り。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修
  • 介護支援専門員

公的資格を持っていると「一定能力がある」という証明になります。

また、今後国家資格を狙ってキャリアアップを図りたい人も、まずは公的資格の取得を目指しましょう。

国家資格

国家資格とは、国や国から委託を受けた機関が法律に基づいて実施している資格です。

介護職での国家資格はただ一つ「介護福祉士」のみ。

国家資格は「一定水準以上の能力がある」という国からの証明になります。

国家資格を取得しておくと、就職に有利になるでしょう。

介護職で最初に取得するべきおすすめ資格

介護職で最初に取得するべきおすすめ資格

介護職で活躍していきたい人が、最初に取得するべき資格は以下の2つです。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修

どちらも公的資格にあたり、上記の資格を持っていると介護職への基礎知識やスキルの証明になります。

なぜ上記2つの資格を最初に取るべきなのか、それぞれ詳しく説明しましょう。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護の基礎知識や技術を学んだ証明ともなる資格です。

介護職の入門資格と言われており「ホームヘルパー2級」に相当します。

初任者研修資格を取得していると、就職活動での採用時に有利に働いたり、業務の幅が広がったりして、給与面で優遇される可能性があります。

最短1ヶ月で取得でき、通信講座なら働きながらでも無理なく取得できるのも、介護職員初任者研修の魅力です。

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、初任者研修より深く介護について学んだ証明となる資格です。

介護福祉士実務者研修は「ホームヘルパー1級」に相当する資格になります。

初任者研修にはない医療ケアのスキルを習得もでき、実践的な技術も身につけられるため、スキルアップにつながるでしょう。

受講に必要な資格はないため、初任者研修を受けずに初めから実務者研修の受講も可能。

将来的に「社会福祉士」を目指したい人は取得しておくと良いでしょう。

介護現場で活躍できるおすすめの国家資格

介護現場で活躍できるおすすめの国家資格

介護に関する国家資格は「介護福祉士」のみですが、介護の現場で活躍できる国家資格は他にもあります。

介護職で上位を極めたいという人は、以下の国家資格を取得するのがおすすめです。

  • 介護福祉士
  • 社会福祉士
  • 精神保健福祉士

介護福祉士のほか、社会福祉士や精神保健福祉士も国家資格です。

なぜこれらの国家資格が介護の現場で役に立つのか、それぞれ詳しく説明しましょう。

介護福祉士

介護福祉士は、介護職で唯一の国家資格で「介護のプロ」としての証明になります。

介護福祉士は、介護の現場において指導者ともなる資格です。

取得すると信頼度が高まり、要介護者のご家族へのアドバイスや職員のマネジメントなども行えるようになります。

なお、介護福祉士の資格を取得するには「介護施設での実務経験3年以上+実務者研修を修了している」といった2つの条件があり、そのうえで難易度の高い国家試験に合格しなければいけません。

社会福祉士

社会福祉士

社会福祉士は、介護福祉士・精神保健福祉士と並ぶ国家資格です。

相談援助業務を主として、様々なハンディキャップを負った人達が、スムーズに日常生活を送れるように助言や援助をしています。

介護の現場では、老人ホームや在宅介護支援センターなど、要介護者やご家族へ助言や援助を行い、場合によってはご家族の希望を介護施設と連携して解決へと導かなければいけません。

そのため、知識だけではなくコミュニケーション能力も求められます。

精神保健福祉士

精神保健福祉士は、精神的障がいを持っている方と社会を繋げる橋渡し役を担います。

心に障がいを抱える方が社会復帰できるように助言をしたり、日常生活のサポートをしたりといった業務がメインです。

社会福祉士は障がいを抱える全ての人が対象なのに対し、精神保健福祉士は「精神的な障がい」を抱えた人のみが対象となっています。

介護施設はもちろんですが、医療機関でも働ける資格です。

人気のあるおすすめ介護資格

人気のあるおすすめ介護資格

介護資格のなかで、とくに人気の高い資格を紹介します。

おすすめの資格は、以下の4つ。

  • 認知症ケア専門士
  • 福祉用具専門相談員
  • 福祉住環境コーディネーター
  • 介護事務

上記の資格はどんなものなのか、なぜ人気を集めているのかなど詳しく紹介します。

認知症ケア専門士

認知症ケア専門士とは、認知症に関する様々な専門知識とスキルを習得し「認知症ケアのプロ」とされている資格です。

2005年に制定されたばかりの比較的新しい民間資格になります。

認知症問題を解決する資格として知名度が高く、就職や転職時に評価されやすく有利に働く場合もあるでしょう。

また、医療の現場において、医療スタッフへ認知症ケアに関する知識を伝える活動も行います。

福祉用具専門相談員

福祉用具専門相談員

福祉用具専門相談員とは、介護福祉の現場で必要な福祉用具に関してアドバイスを行う専門家です。

福祉用具専門相談員は公的資格であり、福祉用具の貸与事業所には、資格を持つ2名以上の配置が義務付けられています。

福祉用具を必要とする人やその家族へ、福祉用具について適切なアドバイスを行い、ケアマネジャーがケアプランを作成する際の相談役をするのが主な業務です。

近年では様々な場面で活躍の場が広がっており、注目を集めている資格でもあります。

福祉住環境コーディネーター

福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障がい者が安全に日常生活を送れるように、住環境を提案するアドバイザーです。

福祉住環境コーディネーターは民間資格であり、介護や福祉、建築といった業界でも必要とされています。

高齢や障がいによって、体を上手に動かせない人が、住環境に不便を感じないように整備するのが主な業務です。

他にも住宅改修のアドバイスを行ったり、住宅改修費支給申請の理由書の作成なども行います。

介護事務

介護事務

介護事務とは、介護保険や介護サービスにおいて必要な「事務業務のプロ」です。

介護事務は民間資格であり、介護施設での受付やレセプト(介護給付費明細書)を作成するのが主な業務です。

パソコンスキルはもちろん、受付としてのコミュニケーション能力も必要とされます。

とくに女性からの人気が高い資格です。

介護資格の選び方

介護資格の選び方

結論から言えば、介護資格は自身に合ったものを選びましょう。

とにかく資格を取得しておきたい」という方は、以下を参考に取得資格を検討してみてください。

  • 目指すキャリアから選ぶ
  • 資格取得期間から選ぶ
  • 特化した専門性から選ぶ

自分には今どんな資格があるといいのかを明確化すると良いでしょう。

以下では、資格を選ぶ際のポイントについて解説します。

目指すキャリアから選ぶ

介護職において自分が将来、どのようにキャリアアップをしていきたいかを考えて選ぶのがおすすめです。

例えば、介護業界が未経験なのであれば、まずは介護職員初任者研修から取得し、介護の知識を身に付けるのが先決でしょう。

現在すでに介護職に携わっており、将来的に介護福祉士を目指しているのであれば、実務者研修を受けておくと良いでしょう。

現在の状況から「未来に向けて必要」だと感じる資格を選びましょう。

資格取得期間から選ぶ

資格取得期間から選ぶ

介護の知識を増やすために少しでも取得資格を増やしたいという人は、資格取得期間に着目して選ぶのもおすすめです。

資格によっては短期間で取得できるものもあります。

例えば、ケアマネージャーは最短1ヶ月、なんらかの介護資格を取得している人なら、最短2日で移動介護従業者の資格を取得できるのです。

より介護業界のプロを目指したいのであれば、小さな資格でも多く取得すると、業務の幅が広がるでしょう。

特化した専門性から選ぶ

現在介護職において専門性のある仕事に携わっている、または今後携わっていきたいのであれば、専門性に特化した資格を選びましょう。

例えば、介護福祉士からさらに介護職への知識やスキルを高めたいのであれば、認定介護福祉士の資格を選ぶなど。

介護事務をしている場合は、ケアマネージャーのサポートを行う場合もあるため、ケアマネージャーの資格を選ぶのもいいでしょう。

現在の専門的な業務の知識を増やし、より高みを目指してください。

介護資格取得におすすめのスクール

介護資格取得におすすめのスクール

介護資格を取得するなら、スクールを検討しましょう。

以下でおすすめのスクール3つを紹介します。

介護資格取得のおすすめスクール

  1. ニチイ|ライフスタイルに合わせて受講可能
  2. 三幸福祉カレッジ|スキルアップに役立つ
  3. ユーキャン|介護資格の幅が広い

スクールは、それぞれ取得できる資格や特徴が異なります。

以下で解説するので、自身の取得したい資格があれば、スクール受講も検討してみてください。

ニチイ|ライフスタイルに合わせて受講可能

通信講座で資格取得ならたのまなはおすすめ!

ニチイは、45年以上にわたり教育事業を行っており、100万人の資格者を輩出した実績のあるスクールです。

また、全国で約1,800ヵ所の介護サービス事業所を展開しているため、就職のサポートも行っています。

介護だけではなく、医療関係の資格取得講座もあるので、キャリアに役立てられるでしょう。

コースの幅も多く、ライフスタイルに合わせたクラスを選択できるため、働きながらでも無理なく資格取得ができます。

ニチイの講座を見る

三幸福祉カレッジ|スキルアップに役立つ

三幸福祉カレッジ

三幸福祉カレッジは、福祉教育の専門校として設立されたスクールです。

未経験の人の介護職デビューから、将来は介護福祉士やケアマネジャーまで、目指したいキャリアに合う資格講座が豊富に揃っています。

現役の介護士が講師を勤めるため、よりリアルな介護現場で役立つスキルが身に付きやすいのが三幸福祉カレッジの特徴です。

セット講座もあるので、一気にまとめて資格を取得したい人にもおすすめ。

三幸福祉カレッジの講座を見る

ユーキャン|介護資格の幅が広い

ユーキャン

資格取得に特化したユーキャンは、知名度が高く実績も豊富なスクールです。

介護関連の資格は幅広く、全部で17種類もあります。

民間資格では、一番講座の多いスクールでしょう。

他のスクールでは取得できない資格を見つけたいなら、ユーキャンをおすすめします。

ユーキャンの講座を見る

人気資格から介護資格を取得しよう

人気資格から介護資格を取得しよう

介護の資格取得を検討しているなら、まずは人気資格から取得してみましょう。

人気があるのは、それだけ役立つ資格だからです。

人気の高い資格を取得しておけば、就職や転職、スキルアップやキャリアアップに役立つでしょう。

ぜひ今回の記事を参考に、介護の資格を取得してください。

介護資格取得のおすすめスクール

  1. ニチイ|ライフスタイルに合わせて受講可能
  2. 三幸福祉カレッジ|スキルアップに役立つ
  3. ユーキャン|介護資格の幅が広い

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