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【最新版】異業種から介護士に転職は難しい?転職するコツから介護士の将来性について解説!

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異業種から介護士に転職は難しいと思っていませんか?

この記事では「異業種から介護士に転職」について解説します。

結論、異業種から介護士への転職は可能です。

介護士は、無資格でも業務でも行うことができ、需要が伸びている傾向があります。

その他にも、「異業種から介護士へ転職するコツ」や「介護士の将来性」なども解説します。

ぜひこの記事を参考に、異業種から介護士への転職を成功させてみてください。

また「介護の転職の探し方」について知りたい方は、こちらで解説を行っていますのでぜひ確認してみてください。

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異業種から介護士に転職するなら、介護ワーカーがおすすめです。

介護職専門アドバイザーから充実した転職サポートを受けることができます。

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異業種から介護士に転職は難しい?

異業種から介護士に転職は難しい?

異業種から介護士に転職するのには、専門的な知識や資格が必要というイメージを持っている人は多い傾向です。

しかし、異業種から介護士に転職をすることは難しくないと言えます。

具体的な理由については、主に以下2つです。

  • 介護業界の需要は拡大している
  • 無資格でも活躍できる

それぞれの理由について、特徴を踏まえて紹介してきます。

介護業界の需要は拡大している

異業種から介護士に転職が難しくない理由として、介護業界の需要は拡大していることが挙げられます。

実際に、日本の高齢者人口が増えていると総務省が以下のように発表しています。

我が国の総人口(2020年9月15日現在推計)は、前年に比べ29万人減少している一方、65歳以上の高齢者(以下「高齢者」といいます。)人口は、3617万人と、前年(3587万人)に比べ30万人増加し、過去最多となりました。総人口に占める割合は28.7%と、前年(28.4%)に比べ0.3ポイント上昇し、過去最高となりました。

引用元:統計からみた我が国の高齢者2020年|総務省

高齢化社会が進んでいる中で、介護施設が人材募集を続けるような状況はしばらく続くことが予想されています。

最近では、介護士の給料水準を引き上げや、働きやすい環境づくりの動きが活発的になっていると言えます。

無資格でも活躍できる

介護士は、無資格でも活躍をすることが可能です。

未経験から人材募集を行い、教育環境が充実している職場も増えています。

しかし、無資格の場合だと、利用者の身体に直接触れて介護を行う「身体介護」は基本的には、NGとされています。

そのため、業務が限定されてしまうデメリットも挙げられるため、あらかじめ注意が必要です。

キャリアアップや給料アップを目指している方は、「介護職員初任者研修」や「介護職員実務者研修」などの資格を取得することをおすすめします。

異業種から介護士への転職が増加している理由

異業種から介護士への転職が増加している理由

異業種から介護士への転職が増加している理由としては、以下3つの通りです。

  • 働き方の選択幅が広い
  • 就職支援が充実している
  • 家族のケアにも活かせる

それぞれの異業種から介護士への転職が増加している理由について、特徴を踏まえて解説します。

働き方の選択幅が広い

介護士は、以下のように幅広い職場で働くことが可能です。

職場 特徴
デイサービス 自宅に住む高齢者に対して、食事や入浴、機能訓練を行います。
特別養護老人ホーム 社会福祉法人や自治体が運営しており、原則としては要介護3以上が入所することが可能です。業務内容として、身体介護がメインとなるため、介護資格を求められます。
有料老人ホーム 民間企業が運営しており、住宅型有料老人ホームと介護付き有料老人ホームの2種類に分けられます。
介護保険施設 社会福祉法人や医療法人が運営している公的な介護保険施設を指します。自宅で自立した生活が遅れるように、リハビリや医療ケアを行います。
小規模多機能型居宅介護 介護保険制度改正によって生まれた介護サービスを指します。自宅で生活している高齢者に対して、デイサービス・訪問介護・ショートステイなどのサービスを提供しています。
認知型グループホーム 認知症の高齢者が共同で生活する施設を指します。アットホームな空間で、認知症の進行を遅らせるために介護サービスを行います。

上記の介護職場でもっとも人気があるとされているのが、特別養護老人ホームです。

特別養護老人ホームは、大型施設が多く、管理職や施設長などの役職が多く設定されているため、他の介護職場に比べてキャリアアップを目指しやすいメリットがあります。

就職支援が充実している

就職支援が充実している

未経験から介護士に転職をする方を対象にしている「介護職就職支援金貸付事業」の就職支援を活用することができます。

就職支援金を最大で20万円無利息で借りることができ、条件を満たすことによって全額返金免除が可能です。

介護職就職支援金貸付事業の概要については、以下の通りです。

運営 都道府県が認める団体
対象者 異業種で働いていた者
貸付金額 最大で20万円
貸付条件 指定研修を含めた職業訓練を修了
用途事例 ・仕事に関わる費用
・通勤用の自転車費
・転居が必要な場合の費用
・介護に関わる講習費
返済免除条件 介護福祉分野で2年以上勤務していること

各都道府県のハローワークや福祉人材センターによって多少異なる場合があるため、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

家族のケアにも活かせる

介護士として働くことによって、自分の家族への介護が必要になった場合でも、役に立つことが可能です。

怪我や急病によって介護が必要になるリスクが常にあるため、介護に関わる知識を持っていることによって、介護の負担を減らすことができます。

実際に、親の介護が原因によって、仕事が続けられない方も少なくありません。

介護に関わる経験はもちろんですが、利用することができる介護制度をあらかじめ理解しておくことも重要です。

異業種から介護士に転職するコツ

異業種から介護士に転職するコツ

異業種から介護士に転職するコツをあらかじめ理解しておくことで、転職成功率を上げることはもちろん、自分が希望している職場に就職することができます。

具体的な異業種から介護士に転職するコツは、以下の通りです。

  • 介護士でやりたいことを明確化する
  • 20~30代で転職を行う
  • 介護資格を取得する

それぞれの転職するコツについて、以下で解説します。

介護士でやりたいことを明確化する

介護士でやりたいことを明確化することによって、転職活動をスムーズに行うことが可能です。

異業種から介護士に転職する際には、これまでのスキルや業務経験を活かすことができない場合があるため、面接対策を含めて明確化することが必要と言えます。

例として、「手に職をつけたい」「将来性がある職業で働きたい」「社会貢献をしたい」などが挙げられます。

20〜30代で転職を行う

異業種から介護士に転職する際に、20〜30代で転職することによって、介護施設の採用ニーズが高く有利になることが可能です。

世間一般では、異業種に転職をするなら35歳になる前までにした方が良いと言われています。

しかし、社会人としてのマナーや必要最低限のスキルなどによっても、介護施設の評価が異なります。

現状、勤めている職場で不満や将来性などがあるのであれば、なるべく早く転職をした方が、転職成功率を高めることができます。

介護資格を取得する

介護資格を取得する

介護資格を取得することによって、職場の選択肢を広げることができ、自分自身の市場価値を高めることが可能です。

具体的な介護資格は、以下3つです。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護職員実務者研修
  • 介護士資格

それぞれの介護資格について、特徴を踏まえて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修とは、利用者の身体に触れて介護サービスを行う「身体介護」を行うことができ、数ある介護資格の中で最も取得しやすい特徴があります。

介護のスタート資格ともよばれており、3ヶ月程度で資格取得することが可能です。

介護職員初任者研修を取得するためには、以下の講習内容を受ける必要があります。

講習内容 時間
職務の理解 6時間
介護における尊厳の保持・自立支援 9時間
介護の基本 6時間
介護・福祉サービスの理解と医療との連携 9時間
介護におけるコミュニケーション技術 6時間
老化の理解 6時間
認知症の理解 6時間
障がいの理解 3時間
こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅰ基本知識の学習 12時間
こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅱ生活支援技術の学習 53時間
こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅲ生活支援技術演習 10時間
振り返り 4時間
合計時間 130時間

上記の講習内容の修了後に約1時間の筆記試験に合格することが必要ですが、難易度が低いため合格が狙いやすいです。

仮に、不合格になった場合でも、追試を受けることによって、資格取得することが可能です。

介護職員実務者研修

介護職員実務者研修

介護職員実務者研修とは、介護のプロとして、幅広い利用者に対して介護サービスを行える専門的な知識や技術の取得を目的にしています。

資格取得することによって、給料アップを目指すことはもちろん、サービス提供責任者を目指すことが可能です。

基本的には、未経験・無資格でも介護職員実務者研修を受講することができますが、介護取得サービスによっては、介護職員初任者研修の資格を持っていないと受講できない場合があるので、あらかじめ確認しておきましょう。

介護福祉士資格

介護福祉士資格とは、介護職の最上位として扱われている国家資格です。

具体的に介護福祉士とは、以下のように定義されています。

介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもつて、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者をいう。

引用元:社会福祉士及び介護福祉士法

介護現場のリーダー的存在として活躍することができ、別名ケアワーカーとも呼ばれています。

将来的に介護士として働きながら、キャリアアップを目指している方に、おすすめの資格と言えるでしょう。

異業種から介護士に転職するなら介護ワーカーを利用しよう!

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異業種から介護士に転職するなら、介護ワーカーがおすすめです。

実際に、異業種から介護士に転職する際には、独自で転職活動をするのではなくて、介護転職サービスを利用することで、転職成功率を上げることができます。

介護職専門アドバイザーから充実した転職サポートを受けることができます。

具体的な転職サポートについては、以下の通りです。

  • 応募書類の添削
  • 給料の交渉
  • 介護業界の情報収集
  • 入職後のフォロー

無料で利用することができるため、少しでも興味があれば利用することをおすすめします。

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介護士の将来性とは?

介護士の将来性とは?

介護士の将来性は、今後の日本では高齢化社会が進むことが予想されるため、介護士の需要は今後も高まっていくことが予想されます。

具体的に介護士の将来性がある理由としては、以下2つが挙げられます。

  • 介護職員処遇改善加算
  • ICT導入支援事業

それぞれの項目について、解説していきます。

介護職員処遇改善加算

介護職員処遇改善加算とは、厚生労働省が介護現場で働く方を対象に、介護職の賃金向上を目的に加算額を支給するものです。

職場環境やキャリアパスによって、加算率が異なるため、事前に確認しておくことが必要でしょう。

将来的にも、処遇改善加算は見直されているため、今後の加算率が高くなることが予想されています。

ICT導入支援事業

ICT導入支援事業とは、情報通信技術の導入支援事業のことで、介護業務がスムーズに行うことが可能です。

具体的には、情報共有業務・請求業務・記録業務などの業務が行えるように、タブレット端末や介護ソフトの支援を行っています。

ICT導入支援事業によって、介護業界のイメージを変えることによって、幅広い方にも介護現場で働きやすい職場環境作りがされています。

異業種から介護士に転職を成功させよう!

異業種から介護士に転職を成功させよう!

この記事では、異業種から介護士に転職したいと思っている方に向けて、異業種から介護士への転職が増加している理由から転職コツなどを解説しました。

異業種から介護士に転職することは、需要が増えており、未経験無資格の求人が多いことから比較的簡単に転職をすることが可能です。

ぜひ今回紹介したことを参考にして、異業種から介護士に転職をさせましょう!

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異業種から介護士に転職するなら、介護ワーカーがおすすめです。

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