実務者研修 難易度

実務者研修の取得難易度は?カリキュラムや口コミから解説

実務者研修の取得難易度は?カリキュラムや口コミから解説

実務研修者の取得を検討していませんか?

この記事では「実務研修者の難易度」について解説します。

結論、実務研修者の難易度は低いです。

介護職員初任者研修の資格を取得できている方なら、問題なく取得できるでしょう。

口コミやカリキュラム、合格率などから難易度を解説していきます。

ぜひこの記事を参考に、実務者研修の取得を検討してください。

また「介護職員初任者研修の難易度」について知りたい方は、こちらで解説を行っていますのでぜひ確認してみてくださいね。

三幸福祉カレッジ

実務者研修をスクールで学ぶなら、三幸福祉カレッジがおすすめです。

「実務者研修+介護福祉士受験対策講座」や「実務者研修+介護職員初任者研修」などのセット講座があるので、今後介護資格を取得したい方はまとめて講座を受けてしまいましょう。

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実務者研修とは?

実務者研修とは?

介護関連資格の登竜門である「介護職員初任者研修」のステップアップとして位置付けられているのが「実務者研修」です。

2012年度で廃止されたホームヘルパー1級の知識や技能に相当し、2013年より新たに誕生しました。

介護職員初任者研修よりレベルの高い資格なので、仕事の幅や待遇は、当然異なります。

以下では、実務者研修でできる仕事内容や、受験資格について解説するので、参考にしてください。

実務者研修で行える業務内容

実務者研修を取得すると、介護の現場で基本的な介護業務に加え、たん吸引および経管栄養の医療的ケアを行えます。

また、訪問介護事業所ではサービス提供責任者としての従事が可能です。

業務の幅が拡がるので、活躍の場も広がるでしょう。

さらに実務者研修を修了していて、実務経験が3年以上あれば、国家資格の介護福祉士の受験資格を得られます。

介護の仕事でキャリアアップを目指すのであれば、取得しておくべき資格です。

施設によっては資格手当がつくので、介護業界に長く就労する予定の方も検討してみてください。

実務者研修の受験資格

実務者研修の受験資格

実務者研修の受験資格は、とくにありません。

介護職未経験の方でも研修を受講できます。

傾向として、介護職員初任者研修からのステップアップとして受験、旧ホームヘルパー1級保有者が介護福祉士の受験資格を得るために受けるケースが大半です。

介護職員初任者研修取得者以外にも、訪問介護員研修や介護職員基礎研修など、学習内容に重複科目のある資格所有者が受験する場合、共通科目の受講が免除されます。

実務者研修のカリキュラムから見る難易度

実務者研修のカリキュラムから見る難易度

無資格から実務者研修を取得するのは、難易度が高いと言えます。

無資格から実務者研修を取得するには、全20科目で450時間におよぶカリキュラムを受講しなければならないためです。

カリキュラムの理解および、知識と技能の習得が求められる研修なので、しっかり理解しなければいけません。

介護職員初任者研修を取得されている方は、共通科目が9項目あるため、11科目で320時間の受講になります。

実務者研修で受講する科目と、学習時間は以下の通りです。

科目名 学習時間 介護職員初任者研修共通科目
人間の尊厳と自立 5時間
社会の理解Ⅰ 5時間
社会の理解Ⅱ 30時間
介護の基本Ⅰ 10時間
介護の基本 20時間
コミュニケーション技術 20時間
生活支援技術Ⅰ 20時間
生活支援技術Ⅱ 30時間
介護過程Ⅰ 20時間
介護過程Ⅱ 25時間
介護過程Ⅲ(スクーリング) 45時間
発達と老化の理解Ⅰ 10時間
発達と老化の理解Ⅱ 20時間
認知症の理解Ⅰ 10時間
認知症の理解Ⅱ 20時間
障害の理解Ⅰ 10時間
障害の理解Ⅱ 20時間
こころとからだのしくみⅠ 20時間
こころとからだのしくみⅡ 60時間
医療的ケア 50時間
合計 450時間

参考:厚生労働省 実務者研修認定ガイドライン

実務者研修認定ガイドラインで、訪問介護員研修および、介護職員基礎研修の共通科目を確認できるので、参考にしてください。

自宅学習の時間が長いため難易度は高い

自宅学習の時間が長いため難易度は高い

実務研修の難易度が高い点として、学習時間が長い点が挙げられます。

無資格の場合は450時間、初任者研修取得者で320時間と、長い受講時間を要するためです。

多くは自宅学習になるため、途中でモチベーションが落ちてしまったり、続かなくなってしまったりする方もいます。

自宅学習を継続させるためには、スクール選びを重視すると良いでしょう。

普段の生活の負担にならないコースのあるスクールであれば、継続的に学べます。

無資格者の場合、受講期間は約4〜6カ月かかると考えてください。

実務者研修の難易度

実務者研修の難易度

実務者研修の取得難易度はさほど高くないと言われています。

実務者研修では修了試験が義務づけられておらず、修了試験が実施されるかどうかはスクール次第です。

科目ごとに到達目標が定められており、目標の達成を確認するために、試験を実施するスクールがあります。

修了試験を実施しないスクールの場合、内容の理解の確認のため、科目ごとに課題の提出を求めるケースが多いようです。

より優れた介護職員の育成が研修の目的なので、自身の知識やスキルを向上させる気持ちを第一に取り組みましょう。

理解を深めることに重点をおいてください。

以下では、合格率や合格ラインから難易度を見ていきます。

実務者研修の合格率

合格率に関しては、ほとんどのスクールが公表していません。

しかし、研修の途中放棄、受講の辞退でもしない限り、ほぼ100%合格すると言われています。

試験が実施される場合、ほとんどのスクールで追試が実施されるので、過度に不安にならなくても良いでしょう。

合否を確定するための試験というより、カリキュラムの理解が目的の試験なので、得点対策よりも内容の理解に努めてください。

実務者研修の合格ライン

実務者研修の合格ライン

修了試験が必ずしもあるわけではないので、合格ラインはスクールによって異なります。

試験の有無を含め、受講を検討しているスクールに問い合わせておくと良いでしょう。

実務者研修の資格は振い落としではありません。

  • 450時間全20科目の研修の履修
  • 各科目の目標の達成

上記2点を満たした上で、内容をきちんと理解していれば、資格取得できるでしょう。

介護過程Ⅲと医療ケアについて

修了試験の実施がない可能性はありますが、多くのスクールでは「介護過程Ⅲ」と「医療的ケア」が実施されています。

介護過程Ⅲはスクーリングで受講します。

基本知識と技術を理解し、介護現場での活用を目標とした科目です。

介護過程Ⅲの試験のクリアは、実務者研修の内容をほぼ習得できているとみなされます。

実技試験を通して習得状況を確認されるのが医療的ケアです。

受講内容を確実に習得してもらうために、追試は何度でも受けられます。

医療的ケアのミスは命の危険に直結するので、安全なサービス提供を優先し、実技試験を行うスクールが多いようです。

実務者研修の難易度ランク

実務者研修の難易度ランク

実務者研修は介護関係の資格を持っていない、未経験の方でも受講できます。

しかし、介護職員初任者研修の上位資格に相当するため、知識や技術に関して、内容がより専門的です。

介護の経験がない方にとって、はじめのうちは内容を理解をするのに、難しさを感じてしまうかもしれません。

テキスト自体はわかりやすく、受講を進めながら基礎から応用までしっかり理解が深まるように作られています。

そのため、難易度として、そこまで高いものと構える必要はありません。

実務者研修の難易度に関する口コミ

実務者研修の難易度に関する口コミ

実務者研修の難易度については、賛否両論ありました。

簡単という口コミもあれば、難しいという口コミもあります。

それぞれの口コミを紹介するので、参考にしてください。

実務者研修の難易度が低い口コミ

実務研修者の難易度について「簡単」「難易度が低い」などの口コミを紹介します。

口コミを見る限りは、研修の難易度は低いと言えるでしょう。

 

研修の内容は簡単なものが多く、少し知識があれば理解できる内容です。

とくに介護職員初任者研修を取得している方にとっては、理解しやすい内容でしょう。

実務者研修の難易度が高い口コミ

実務研修者の難易度について「難しい」という口コミを紹介します。

「簡単」という口コミもありますが、やはり内容が難しいと感じる方も多く見つかりました。

 

「難しい」感じる方の多くは、勉強方法について悩んでいます。

科目や覚える内容が多い分、普段から学習に慣れていない方にとっては難しく感じるかもしれません。

実務者研修取得のポイント

実務者研修取得のポイント

実務者研修は、難易度が低いため、ほとんどの人は合格できます。

カリキュラムを計画的に履修し、科目ごとに設定された目標を達成できていれば、まず問題はないでしょう。

しかし、不合格になる人がいないわけではありません。

以下では、実務者研修を取得するためのポイントとして、3つを解説します。

学習習慣の見直し

内容の理解を求められる実務者研修は、復習が大切です。

受講した内容や、課題で間違えた部分など、しっかりおさらいしておきましょう。

毎日の復習が難しいという方は、自分が使える時間を工夫して、まずは復習を習慣化させてみてください。

一度習慣にして学習ペースを作れれば、学習効率は上がっていきます。

とくに修了試験のあるスクールを選んだ方は、復習する習慣は必須になってくるでしょう。

履修できていないケースに注意

履修できていないケースに注意

必要な研修要件を満たしておらず、不合格になってしまうケースも考えられます。

科目が多い分、忘れてしまう可能性もありえるでしょう。

「うっかり研修やスクーリングに参加していなかった」「課題の提出を忘れていた」などのようなケースが無いように気をつけてください。

学習計画表またはチェック表などを作成して、履修した科目、目標を達成した科目など、チェックを入れていくと良いかもしれません。

スクール選びも一つのポイント

実務者研修は通信と通学を組み合わせたスタイルが主流です。

割り振りは通学講座が50時間以上、通信講座が400時間以上と考えてください。

自宅学習が9割近くになるため、スクールのスタンスやサポート制度は重要です。

たとえば、介護の経験のない人に配慮のあるスクールと、多少の経験を前提とした内容で講義が進んで行くスクールでは、理解のしやすさが異なります。

実務者研修で大事なのは、研修内容の理解です。

長時間の受講になるので、自分に合ったスクールを選べるよう、慎重に検討しましょう。

実務者研修を取得するなら三幸福祉カレッジ

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三幸福祉カレッジでは、実務者研修とのセット講座があるので、今後介護の資格を取得していきたい方も、効率的に学べます。

講座 受講料
実務者研修+介護福祉士受験対策講座 296,230円
実務者研修+介護職員初任者研修 143.600円

介護資格の入門と言われる、介護職員初任者研修をまだ取得していない方でも、まとめて研修を受けられます。

三幸福祉カレッジの講座で、介護資格を一気に取得してしまいましょう。

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実務者研修は難易度が低く取得しやすい

実務者研修は難易度が低く取得しやすい

実務者研修は、介護資格のなかでも難易度が低く取得しやすいです。

ほとんどの方は、実務者研修の資格を取得できるでしょう。

また、介護資格の入門と言われる「介護職員初任者研修」よりも上の資格なので、確実に待遇面も良くなります。

今後さらに介護職でキャリアアップを目指すのであれば、実務者研修を取得しておきましょう。

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