「介護のパート面接を突破したいけど、コツはある?」
「どんな質問をされるのか分からないので怖い…!」
もしあなたが介護未経験者であれば、さらに面接に対して緊張しますよね。
そこで今回は介護のパート面接に受かるためのコツや、よく聞かれる質問内容をまとめてみました。
◆本記事の要約
- 介護のパート面接で聞かれやすい内容とは
- 介護のパート面接に受かるためのコツ6選
実際の現場で聞かれること、合格したあとに必要な内容ばかりなのでぜひ参考にしてみてください。
また本記事では介護のパート面接に受かるためのコツやよく聞かれる質問内容をまとめていますが、さらに詳しい内容はこちらで解説しています。
あわせてチェックしてみてくださいね!
介護のパート面接で聞かれやすい内容とは
まずは、介護のパート面接で聞かれやすい内容について解説していきます。
どの施設でも聞かれる代表的な質問は、以下の6つ。
- 介護業界を志望した理由
- どれだけ働けるか(シフトについて)
- 過去に就いていた仕事
- 夜勤対応は可能であるか
- 身体の状態について
- 家庭の都合で合わせたいこと
1つずつ解説するので、参考にしてみてください。
介護業界を志望した理由
介護のパート面接で聞かれやすい内容、1つ目は「志望した理由」。
どの業界にもいえることですが、正直やる気がない人は採用したくありませんよね。
そこで介護業界を志望した理由について、パート面接でも聞くところが多いです。
この質問をされたら「介護業界が人手不足だから」といった事実に加えて、自分がどうしていきたいのを加えて話すと良いでしょう。
また現段階で思い描いているキャリア像などを詳しく話すことで、介護業界をパート先として選んだ理由が強まります。
介護業界を志望した理由はパート面接で聞かれやすい質問のNo.1になので、かならず対策しておいてくださいね!
どれだけ働けるか(シフトについて)
介護のパート面接で聞かれやすい内容、2つ目は「どれだけ働けるか」。
一般企業と同じく、正社員で賄えない部分をパートが担います。
介護施設はどこも人手不足なので、どれだけ働けるかが採用基準の1つです。
稼働時間や日数が多いほど有利だと考えておきましょう。
もしそこまでシフトに入れない場合は、その理由もあわせて伝えると良いです。
また「代わりに夜勤ならできる」など、代打案を提示するのもおすすめ。
始めからあまりにも少ない日数を提示する場合、介護業界のパート面接は難しいと考えておいてください。
もしくは時短出勤でも欲しいと思ってもらえるように、資格取得をするのもおすすめです。
過去に就いていた仕事
介護のパート面接で聞かれやすい内容、3つ目は「過去に就いていた仕事」。
パートだけではなく、過去どのような仕事に就いていたかというのはよく聞かれる質問です。
これは過去の経験が、介護業界でどのように活かせるのかを探っていると考えてください。
介護のパート面接ではありますが、学生時代のアルバイトなどでも可能。
大切なのは、どのような職業を経験して何を学び、どのように介護へ活かせるかという点です。
そのため過去に就いていた仕事を聞かれたら、上記3つをセットにして回答するようにしましょう。
夜勤対応は可能であるか
介護のパート面接で聞かれやすい内容、4つ目は「夜勤対応は可能であるか」。
これは夜勤も必要な介護施設へ面接した場合、かならず聞かれる質問だと考えておきましょう。
夜勤対応が可能な介護士はあまり多くないので、もし働ける場合はかなり有利になります。
ただ夜勤の割合が多くなってしまうというデメリットもあるので、回答する際には「週2回までなら入れる」といったように条件を提示してみてください。
もし夜勤対応が不可能な場合、その理由を答えるようにしましょう。
理由が「幼い子どもがいる」「主婦で家を空けられない」「要介護者が自宅にいる」というような全うなものであれば、夜勤対応が不可能というだけで不合格になることはありません。
夜勤対応が不可能であれば、デイサービスなどの日勤施設を選ぶと良いでしょう。
身体の状態について
介護のパート面接で聞かれやすい内容、5つ目は「身体の状態について」。
正直、介護は体力を使う仕事です。
そこで働く人の身体状態を聞かれることもあるでしょう。
これは40代以上の女性に聞かれることが多く、パート面接に受かった際の担当する場所を決定する際にも必要な情報です。
もし腰痛があるのであれば、無理をせず申告しましょう。
またこれは余談ですが、腰や背中などの大きな病気をしている場合は介護業界の仕事は難しいかもしれません。
事務系の仕事を任せてもらったり、資格を取得してケアマネージャーをしたりするのがおすすめです。
家庭の都合で合わせたいこと
介護のパート面接で聞かれやすい内容、6つ目は「家庭の都合で合わせたいこと」。
家庭の都合で時短勤務をしたい主婦など、実は介護業界が向いています。
介護職は時間でのシフト作成が多く、特にパートなら面接時に希望を伝えておくことでかなり配慮してもらえるでしょう。
家庭の都合で午後しか働けない方でも、介護業界では夕方が特に手薄になる時間帯。
むしろ夕方に働いてもらえるパートの方は積極的に雇いたいという、そんな介護施設もあるでしょう。
家庭の都合で働く時間が限られているのは、特に介護職でパート勤務している方にはありがちなことです。
隠したり嘘をついたりするよりも、正直に話して相談するというのが得策でしょう。
介護のパート面接に受かるためのコツ6選
つづいて、介護のパート面接に受かるためのコツを6つ紹介します。
- 質問の本質を捉えて話す
- 真剣な表情と笑顔を交互に意識する
- 面接官をしっかり見る
- ハキハキと話す
- 要点の次に理由を話す
- 分からないことは素直に聞く
- 「質問はありますか?」と聞かれたときはキャリアについて話す
一般企業を受ける際にも気を付けたいポイントですが、そのなかでも介護などの距離感が近い職業には当てはまります。
しっかりと覚えて、ぜひ介護職のパート面接に活かしてみてください。
質問の本質を捉えて話す
介護のパート面接に受かるためのコツ、1つ目は「質問の本質を捉えて離す」。
聞かれた質問には、どういった意図があるのかしっかり考えてみてください。
たとえば「介護業界を志望した理由」を聞かれるときには、どれだけやる気があるのかを見られています。
誰かのサポートがしたい人と、時給が高いから志望した人とではどちらを採用しやすいでしょうか?
他にも「希望勤務日数」を聞かれるときには、どれだけ介護施設の役に立つかを見られています。
介護職未経験者であれば、まずは無理をしてでも日数を多く入るようにしてみましょう。
未経験者で即戦力として活躍できないのに、始めから週1回の勤務希望だったらどうでしょうか?
いま働いている人の負担を大きくしてまで、あなたを育成するメリットがなければ採用はされないでしょう。
質問の本質を捉えて、しっかりと話すようにしてください。
真剣な表情と笑顔を交互に意識する
介護のパート面接に受かるためのコツ、2つ目は「真剣な表情と笑顔を交互に意識する」。
介護職は利用者のサポートをする仕事なので、笑顔がつくれない人は採用されません。
とはいえ、面接の場なので緊張感も大切です。
そこで真剣な表情と笑顔を交互に意識し、親しみのある空気感をつくるようにしましょう。
介護職に関する質問をされたときには真剣に話し、過去話や世間話をするときは笑顔でフランクに会話を楽しんでみてください。
世間話は必要ないと思われるかもしれませんが、利用者との会話時にムスッとしている介護職員のほうが問題です。
円滑に業務を進めていくという点でも、接しやすい人が好まれるので「真剣な表情と笑顔を交互に意識する」のを覚えておきましょう。
面接官をしっかり見る
介護のパート面接に受かるためのコツ、3つ目は「面接官をしっかり見る」。
これは誠意をもって、相手と話しているということを伝えられます。
緊張しているからといって目が泳いだり下を向いていたりすると、大切な場面で意思疎通ができない人だと認識されてしまいます。
目の前にいるのは、介護のパート面接が受かったとき一緒に働く仲間。
緊張感はなくさなくてもいいので、面接官をしっかりと見るように意識しておきましょう。
ハキハキと話す
介護のパート面接に受かるためのコツ、4つ目は「ハキハキと話す」。
これは面接のときに印象が良いだけでなく、実務にも影響する点です。
介護利用者は高齢者ばかりなので、ハキハキと話せないと会話が成り立ちません。
たとえば入浴介助や体位変換の際、声がけをする職員と聞こえなかったと主張する利用者の間で問題が起きることは十分あり得る話です。
なかには異性に体を触られることに抵抗感がある利用者もいるので、一見無駄だと考えられがちな声かけも重要となります。
「ハキハキと話せない」という理由で介護のパート面接で不合格になることも考えられるので、未経験者の人ほど大きな声で返事をしてみてください。
要点の次に理由を話す
介護のパート面接に受かるためのコツ、5つ目は「要点の次に理由を話す」。
何度もお伝えしているとおり、介護職は人手が不足しています。
つまり面接官として職員が対応している間、現場ではさらに人手が減っている状態です。
そのような状態でパート面接をしている間、話が長い人がいたらどうでしょうか?
他の職業でもいえることですが、特に介護職であれば「自分への対応のせいで相手の時間を奪っている」という認識が大切です。
しかしどうしても話を上手くまとめられない人もいるでしょう。
そこでおすすめなのは、要点を先に伝えてから理由を話すこと。
質問に「はい・いいえ」で答えてから理由や補足を説明すると、分かりやすいだけでなくパート面接の時短にもなります。
どれだけ相手を思いやれるか、利益を考えられるかが重要なポイントです。
分からないことは素直に聞く
介護のパート面接に受かるためのコツ、6つ目は「分からないことは素直に聞く」。
まず介護職の未経験者がパート面接を受ける際、専門用語や雇用形態など分からなくて当たり前です。
問題はそこで分からないことを素直に聞けるかということ。
一般的に「知らない」ということは勉強不足だったり、常識がないと見られがちだったりしますが介護は技術職です。
分からないことが問題というよりも、知ったかぶりをして後々周囲に迷惑をかけるほうが最悪。
知らないことは素直に聞いて1回で覚えたほうが、印象も仕事上の連携も良いでしょう。
介護職では素直さも大切な要素なので、プライドの高い人などは注意してください。
「質問はありますか?」と聞かれたときはキャリアについて話す
介護のパート面接に受かるためのコツ、7つ目は「質問はありますか?」と聞かれたときはキャリアについて話す。
介護のパート面接だけではないのですが、最後に「なにか質問や不明点はありますか?」と聞かれることが多いでしょう。
そこで「特にありません」と答えるのは、あまり良くないです。
最悪、なんでも良いので質問を考えておいてください。
最適な回答としては、自分が介護をつづけてどのようになりたいのかを想像させる質問です。
たとえば「パートから始めて将来はケアマネージャーになりたいのですが、資格取得のための制度はありますか?」など。
この質問だけで、すぐに退職することがない・将来性をしっかり考えている・介護職へのやる気が十分あると感じ取れますよね。
介護のパート面接でよく聞かれる「最後になにか質問はありますか?」には、しっかりと回答を用意しておくことが大切です。
まとめ|介護のパート面接はそこまできつくない
今回は介護のパート面接に受かるためのコツや、よく聞かれる質問内容をまとめてみました。
意外と基礎ができていなくて不合格になったり、面接官に失礼な態度を取ってしまったりする方もいます。
介護職のパート面接でも厳しいところはあるので、なるべく回答をつくってから挑みましょう。
当サイトでは介護未経験者に向けて、タメになる情報を更新中です。
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