介護の面接対策

【回答例あり】介護の面接で気を付けるポイントとは?基本ルールや想定外の質問に対する対策

介護 面接 例

介護の面接に関する例えがほしい…!
介護の面接対策って、どんなことやればいい?
人手が足りない介護業界に落ちることってあるの?

この記事を読んでいるあなたは、このようなお悩みを抱えていませんか?

しかし、以下のように考えている人もいるでしょう。

  • 人手が足りないといわれる介護業界で面接に落ちるわけがない
  • 介護業界なら未経験や無資格でも受かるでしょ
  • 力のある男性なら、むしろ好条件で採用してもらえるのでは?

しかしこのように考えている人は、非常に危険かもしれません。

そこで今回は介護の面接で実際に聞かれる質問と、それに対する良い回答と悪い回答について紹介します。

◆本記事の内容

  1. 介護職の面接で落ちることもある
  2. 採用面接で話すときの基本ルール
  3. 介護職の面接でよく聞かれる質問とは

本記事を読むことで、介護業界へ本気で転職したい人の面接対策になるでしょう。

また他にも面接の基本ルールや、想定外に対応するときの注意点まで解説します。

ぜひ最後まで読んで、介護職面接の対策に役立ててみてください。

介護職の面接で落ちることもある

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今まで介護職に就いたことがなくても、慢性的に人材不足であることはご存知の方も多いのではないでしょうか?

実際にこれは一般的にも浸透しているほどの事実であり、他の職業と比較すれば面接に落ちることは少ないでしょう。

しかし甘く見ている人は、介護職の面接で落ちることもあります。

介護業界で長く働くスタッフは現場の大変さを知っているので、人を見極める能力が非常に長けているといえます。

人手不足だからと慢心せず、しっかりと面接対策を行いましょう。

介護職の面接で落ちる人の特徴とは?

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ここからは、どのような人が介護職の面接で落ちるのか紹介します。

介護職の面接で落ちる人の主な特徴は、以下の5つです。

  1. 清潔感がない
  2. 元気がない
  3. 質問に答えられない
  4. 回答に一貫性がない
  5. 時間を守らない

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

介護職の面接で落ちる人の特徴1.清潔感がない

介護職の面接で落ちる人の特徴、1つ目は「清潔感がない」です。

介護職は、利用者を相手にする仕事です。

接客業なので、清潔感がなかったり身だしなみが整っていなかったりしている人は受かりにくいでしょう。

介護職の面接で落ちる人の特徴2.元気がない

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介護職の面接で落ちる人の特徴、2つ目は「元気がない」です。

高齢者を相手にする仕事なので、ハキハキと話せなければコミュニケーションを取れないと受け取られてしまうことも。

口をいつもよりあけて、しっかりと母音を発音するように心がけてください。

介護職の面接で落ちる人の特徴3.質問に答えられない

介護職の面接で落ちる人の特徴、3つ目は「質問に答えられない」です。

面接では、高齢者への対応力や質問に回答する力を見られています。

特にYes・Noで答えられる質問には、しっかりと回答しましょう。

介護職の面接で落ちる人の特徴4.回答に一貫性がない

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介護職の面接で落ちる人の特徴、4つ目は「回答に一貫性がない」です。

自分自身の言葉で話せば、回答には一貫性がかならず表れます。

用意した回答を並べている点に気づかれる理由でもあるので、面接例は参考程度に留めておきましょう。

介護職の面接で落ちる人の特徴5.時間を守らない

介護職の面接で落ちる人の特徴、5つ目は「時間を守らない」です。

面接時間に遅れてしまえば、実際の仕事環境でも遅刻が原因でスタッフや利用者に迷惑をかける人間だと評価されてしまうかもしれません。

電車などの公共交通機関の遅延が発生しても合うように、社会人として早めの行動を棟梁に心がけましょう。

採用面接で話すときの基本ルール

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つづいて採用面接で話すときの基本ルールについて紹介します。

採用面接で話すときのの主なルールは、以下の3つです。

  1. かならず笑顔で話す
  2. 返事や結論から話す
  3. 最後は良い方向へ買える

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

採用面接で話すときの基本ルール1.かならず笑顔で話す

採用面接で話すときの基本ルール、1つ目は「かならず笑顔で話す」です。

介護の面接では、愛嬌に関しても見られています。

利用者に対してしっかりと笑顔で対応するための練習だと考えて、あまり緊張せずに会話してみてください。

採用面接で話すときの基本ルール2.返事や結論から話す

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採用面接で話すときの基本ルール、2つ目は「返事や結論から話す」です。

対話するときには、理由から話すと結局何がいいたいのか分からないといった事態が起きえます。

面接では結論から話したり、まず「はい」と返事をしてから回答したりすると良いでしょう。

採用面接で話すときの基本ルール3.最後は良い方向に変える

採用面接で話すときの基本ルール、3つ目は「最後は良い方向に変える」です。

とくに面接では、長所や短所について聞かれることがあるはず。

面接ではしっかりと自己分析をしていることはもちろん、自分の印象を悪くしたまま終わらないための話術も必要です。

そのため短所から話して、最後には反対に長所になりえることを説明しましょう。

介護職の面接でよく聞かれる質問8選

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ここからは、介護職の面接でよく聞かれる質問について紹介します。

今回紹介する介護職の面接でよく聞かれる質問は、以下の8個です。

  1. 退職の理由は何ですか?
  2. 前職でのエピソード(成功、失敗、感動、気づき)
  3. 志望動機はなんですか?当施設を希望する理由はなんですか?
  4. 仕事をするうえで大切にしていることは?
  5. どんな仕事をしたいですか?
  6. 今までの仕事でうれしかったことを教えてください
  7. 今までの仕事でイヤだったことや不満だったことを教えてください
  8. 他に受けている施設や事業所はありますか?

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

介護の面接例1.退職の理由は何ですか?

介護職の面接でよく聞かれる質問、1つ目は「退職の理由は何ですか?」です。

前職を退職した理由を聞くのは、物事を考える力やどういった箇所に不満を持つのかを聞くためといえます。

面接を受けている施設でも共通するような理由は避け、愚痴のようにならないように気を付けましょう。




以前、働いていた事業所の業績が悪化し、閉鎖となってしまったため転職先を探しています。介護職の経験は6年ほどです。昨年、介護福祉士を取得したので、もっと資格を活かして働きたいと考えています。

前の職場は給料が安く、残業も面接で聞いていた以上に多かったため、退職しました。仕事量の割に給料が見合っておらず、職場環境もひどかったので、耐えられませんでした。


介護の面接例2.前職でのエピソード

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介護職の面接でよく聞かれる質問、2つ目は「前職でのエピソード」です。

この質問は、前職で仕事に対する姿勢を見極めるときにします。

失敗談でも成功談でも、起こった出来ごとからどのようなことを考えて行動をしているのか回答しましょう。




前職の入社当時は一人で黙々と作業し、どれだけ早く仕事をこなすかが重要だと考えていました。ですが経験を積み、後輩に教育する立場になったことで、チームワークで仕事を進めることの大切さに気づけました。

今後もチームワークを大切に仕事に取り組んでいきたいと考えています。

経験が浅いため、大きな成功も失敗も特にありません。


介護の面接例3.当施設を希望する理由はなんですか?

介護職の面接でよく聞かれる質問、3つ目は「当施設を希望する理由はなんですか?」です。

これは面接を受けている施設について、どのようなことを感じているかを聞いています。

基本的には事業内容や経営理念など、仕事に関する中身について理由を話す良いでしょう。




認知症ケアに熱心に取り組んでいらっしゃると知り、こちらなら私の今までの経験を活かし、さらにスキルアップできると思いました。

職場から家が近いので選びました。


介護の面接例4.仕事をするうえで大切にしていることは?

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介護職の面接でよく聞かれる質問、4つ目は「仕事をするうえで大切にしていることは?」です。

仕事をするうえで大切なことは、日々どのようなことに気づくのか、またどのような考えから行動しているのかを確認しています。

介護職に活きるような回答をしましょう。




利用者様に思いやりを持ち、丁寧に接することです。以前、祖母が介護を受けていたときに、担当してくれた介護士の方が親身に思いやりを持って対応してくれていたおかげで、祖母が楽しく快適に生活を送ることができました。私も、利用者様に安心して施設での生活を送っていただきたいと考えています。

仕事とプライベートを両立させてワークライフバランスをとることです。


介護の面接例5.どんな仕事をしたいですか?

介護職の面接でよく聞かれる質問、5つ目は「どんな仕事をしたいですか?」です。

介護職では、高齢者を相手にすることで気を付けるポイントがたくさんあります。

そのため仕事に活かせるもので、これから挑戦してみたいことなどを話すのがおすすめです。




グループホームは初めてですので、まずは現場で利用者様と触れ合いながら、介護職員としてのスキルアップをしたいと思っています。また、将来的には訪問介護や施設を経験したことを活かし、ケアマネジャーに挑戦したいと思っています。

何でもできますし、何でもします。


介護の面接例6.今までの仕事でうれしかったことを教えてください

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介護職の面接でよく聞かれる質問、6つ目は「今までの仕事でうれしかったことを教えてください」です。

この質問では経験が浅くても、仕事のなかで学ぶべきものを探しながら行動しているかを見られています。

やりがいなどを答えるのが、一般的な回答といえるでしょう。




ご利用者からお礼を言ってもらえたときはとてもうれしかったです。温かい気持ちになり、大きなやりがいを感じました。

まだ介護の経験が浅いため、うれしかったエピソードは特にありません。


介護の面接例7.今までの仕事でイヤだったことや不満だったことを教えてください

介護職の面接でよく聞かれる質問、7つ目は「今までの仕事でイヤだったことや不満だったことを教えてください」です。

1つ前の質問につづいて、同様のことを見られています。

また不満点であるこの質問は、仕事自体に愚痴をいわないように気を付けましょう。




前職で急なメニューの変更があり、マニュアルなどを次の日までに新しくしなければならないことがありました。急なことだったので非常に苦労しましたが、スタッフを取りまとめ、情報を共有することで変更に対応できました。

サービス残業が多く、プライベートが充実させられなかったのが不満でした。


介護の面接例8.他に受けている施設や事業所はありますか?

介護職の面接でよく聞かれる質問、8つ目は「他に受けている施設や事業所はありますか?」です。

介護職の転職活動は、他に受けている施設があってもおかしいことではありません。

きちんと理由を話し、そのうえでこれからどんなキャリアプランを考えているか語ると良いでしょう。




御社の競合にあたる企業様から内定をいただいています。ただ、私としては企業カルチャーや挑戦できる環境などを考慮し、ぜひ御社で働きたいと考えています。

貴社以外に10社ほど受ける予定です。


まとめ|介護職の面接ではやる気や前向きさをアピールするのが大切

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今回は介護の面接で実際に聞かれる質問と、それに対する良い回答と悪い回答について紹介しました。

結論、介護職の面接ではやる気や前向きさをアピールするのが大切です。

そのためにも面接官に良い印象を残せるよう、清潔感を保ち元気に回答しましょう。

回答も事前に準備したものではなく、自分の言葉に置き換えて話してください

また話は結論から、かならず笑顔で回答すると良いです。

長所や短所を聞かれる場面がある場合は、短所から話して最後は良い方向に進めるのをおすすめします。

介護の面接が初めてなら緊張するかもしれませんが、慌てずに頭のなかで整理して「結論を提示しているあいだに理由を組み立てる」と話しやすいでしょう。

分からないことがあれば、かならず聞き返すようにしてください。

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