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【最新版】介護職|資格を持っていない場合の給料は?

介護士の資格を持っているかいないかで、同じ介護士の仕事をしても給料に差がつくことを知っていますか?

この記事では「資格を持っていない場合の給料」について解説していきます。

結論、介護士は資格を持っているかいないかで給料がかわってくるので、資格を取得することが重要です。

介護士という職を検討する際、踏み込みにくい「給料の差」を調査をした結果をまとめたので、ぜひ見ていただければと思います。

その他にも「資格保有者と非資格保有者の仕事の違い」の説明や、「それぞれに求められる事」「介護職を続けたまま給料を上げる方法」について説明していきたいきますので、是非この記事を読んで介護士の給料の仕組みについて知っていただければ幸いです。

また「おすすめの介護転職エージェント」について知りたい方は、こちらで解説を行っていますのでぜひ確認してみてくださいね。

資格を持っている人と持っていない人にはどんな差がある?

介護の資格者保有者と非保有者では仕事、求められることなどに差が出てきます。

どんな違いが出てくるのかご紹介します。

仕事面

資格を持っている人ができる仕事(資格保有者)

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修
  • 介護福祉士
  • ケアマネージャー
  • 認定介護福祉士
  • 介護事務

それぞれ説明します。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護職に携わる人なら最初に取ることをおすすめします。

厚生労働省が定めている「在宅、施設を問わず介護職として働く上で基本となる知識や技術を習得する」ための研修です。講義と演習を受け、約130時間受講すると、修了試験を受けます。その修了試験に合格すると取得することができます。

介護職に関する資格を取得するのにどの資格にするか迷っている方は、この資格から始めると学びやすいです。

取得後は、現場で生かすことができる基礎的な知識を身に付けることができます。

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、介護サービスの質をより高く持続的に提供することを目的とした研修です。この資格はホームヘルパー1級に相当します。そして、介護福祉士を目指している方はこの資格の取得が義務になっているため注意しましょう。

取得後は、サービス提供責任者として、訪問介護計画や指定訪問介護に関する書類が作成できるようになります。

介護福祉士

介護福祉士は、介護福祉法で定められている唯一の国家資格で、ケアワーカーともいわれています。介護のプロだという証明になる資格です。介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修を終えたら、目標にするべき資格となるでしょう。

取得後は、利用者が心地良い生活を送れるように日常生活における介助を行うだけでなく、アドバイスやメンタル面をサポートできるようになります。

介護士に受かるコツはこちらで詳しくご紹介しています。

ケアマネージャー

ケアマネージャーは介護保険制度を基に利用者が適切なサービスを利用できるよう調整を行うために必要な資格です。

市区町村やサービス事業者と連絡を取りケアアプランを作成したり、利用者の要望を事務所に伝えたりするという業務内容です。介護福祉系資格の中で難しい部類です。

取得後は、勤務時間に融通が利いたり、仕事の幅が広がったりする場合もあります。

認定介護福祉士

認定介護福祉士は高齢化していく社会で、利用されるニーズに合わせた介護ができるように、専門的な介護知識や技術が必要となりできた資格です。

介護業務に留まらず、介護サービスを向上させるために介護職の人材育成、他業種や施設、地域などの連携を取るマネジメントも行っています。

介護事務

介護事務の資格は介護のジムで大切な「介護報酬請求事務」の分野で役立ちます。

事務系の資格には、

  • 「介護事務管理士」
  • 「ケアクラーク」
  • 「介護報酬請求事務技能検定試験」
  • 「介護事務実務士」
  • 「介護管理専門秘書検定資格」
  • 「介護保険事務管理士」

などがあります。

 

介護事務は身体的負担はあまりないけれど、介護施設の業務を円滑に行うために必要となる業務ケアマネージャーのサポート業務を行っています。

介護施設の事務業務に必要なスキルを学ぶことができるため、勉強しておくと役立つでしょう。

資格を持っていない人ができる仕事(無資格者・未経験者)

非資格保有者は介護福祉士などの資格を持つ職員の支持のもと、介護業務のサポートを行います。

どんな業務を行うのかご紹介していきます。

  • 身体介護業務
  • 送迎業務
  • 事務・受付業務
  • 生活援助
  • 訪問入浴
  • 介護保険外サービス
身体介護業務

身体介護は利用者の身体に触れて行うサービスのことです。

食事介助、入浴介助、排泄介助、着脱介助、移乗介助などが業務内容です。

送迎業務

デイサービスなどでは利用者をワンボックスカーで送り届ける業務があります。

施設からの送迎の運転、利用者の乗り降りのサポートをするなどが業務内容です。

普通自動車免許があれば無資格でも携わることができます。

事務・受付作業

介護施設でのメインの仕事となるのは受付業務介護報酬業務です。

他にも、通常の経理処理、職員の給与計算なども含まれます。これは介護の資格は入りませんが経理や労務などの別の専門知識が必要です。

生活援助

生活援助とは、要介護者の自宅や、老人ホームなどの居住系介護施設で、要介護者の日常の家事をサポートするという仕事です。

業務内容としては、居室の掃除、洗濯、食事の片付け、食料品や日用品の買い物などが含まれます。

訪問入浴

訪問入浴は、浴槽を乗せた専用の入浴車で要介護者の自宅を訪問し、入浴の介助を行うことです。

通常介護関連の有資格者を含む複数のスタッフで介助を行うため、資格を持っていない人でも着替えや入浴の介助を行うことが例外として認められています。

ただし、事業所によっては有資格者という条件を定めている場合もあるため注意しましょう。

介護保険外サービス

要介護者の日常の家事には、介護保険制度が適用されないものもあります。例を挙げると、ペットの世話、車の洗車、庭の草抜きなどです。

しかし、これらの家事を頼みたいという要介護者のために要介護者の自費負担でサービスを提供している事業所もあります。

このような介護保険適用外のサポートも介護関連の資格がなくてもできる業務の1つです。

介護職は資格保有者の方が有利な理由について詳しくはこちらに記載しています。

求められているコト

資格を持っている人(資格保有者)

コミュニケーション能力や状況判断能力を磨けば、介護業務で役に立つ場面が多いです。

介護資格保有者は以下のことを求められます。

  • 介助のスキルと専門知識
  • コミュニケーションのスキル
  • 観察力・判断能力
  • 広い視野で情報収集
  • 責任感
  • プロ意識

介護の仕事にはさまざまな職務内容がありますが、利用者1人1人に対する介護方法は多様です。私たちの生活ルールがそれぞれ違うように、利用者の生活ルールも異なります。そこで、利用者のいつも通りをいかに重視するかが大切になってきます。

このように介護資格保有者は介護のプロとして個別ケアを見出し、それを大切にしていく能力が求められます。

 

介護資格保有者として求められるのは介護技術知識です。いくら資格を持っていてもこれがなければ他の介護職でも補うことができます。

専門的な知識や技術を磨き、常に介護に対して真っすぐに向き合うこと、利用者に対して正直であること、質の良いサービスを提供し続けるという向上心が大切です。

これが介護資格保有者に求められていることであり、かつ目指していくものでしょう。

資格を持っていない人(無資格者・未経験者)

  • コミュニケーション力
  • 報連相
  • 明るく穏やかな人柄
  • 利用者の小さな変化に気付ける観察力
  • 利用者それぞれに合った対応がとれる柔軟性

無資格、未経験の介護職員には利用者が介護職員との良好な関係を築くためのコミュニケーション能力や朗らかな人柄が求められます。

介護の仕事は介護が必要となる人との関わりがメインです。その仕事をたくさんの職員でチームになって行うため職員とのコミュニケーションも欠かせません。チームケアができる協調性コミュニケーションが問題なく行える能力が求められるでしょう。

他にも、利用者のわずかな異変に気付くことができる観察力や、臨機応変に対応できる柔軟性があると現場で役立ちます。

資格がいるような専門的な知識は現場で経験を積むうちに身に付けることができるため問題ないでしょう。

無資格者ができないこと

  • 訪問介護の身体介護
  • 喀痰吸引や経管栄養などの医療的ケア
  • 介護福祉士(資格)
  • 実務研修修了者(資格)
  • 居宅介護または重度訪問介護を提供している者(資格)
  • 旧介護職員基礎研修修了者(資格)
  • 旧訪問介護員1級または2級課程修了者(資格)

施設内での身体介護は、有資格者の指導のもと行えば無資格者でも違法になることはありません。

介護福祉士などの有資格者から正しい方法を指示してもらえるほか、緊急時に対応を変わってもらえるからです。

基本的に、確実に専門的な知識や技術がなければ務まらないものは、資格保有者に限定されています。

給料にはどんな違いがある?

同じ事業所で働いていても、介護関連の資格保有者であるかないかでできる仕事、求められていることが変ります。それによって、給与の金額に差が出る場合もあります。

事業所によっては保有している資格の種類に応じて資格手当が支給されることもあります。

どのくらい違うのか相場などについて以下を基に説明します。

  • 資格保有者の給料の目安・相場/無資格者・未経験者の給料の目安・相場
  • 介護職員の給与構造

資格保有者の給料の目安・相場/無資格者・未経験者の給料の目安・相場

厚生労働省の統計によると、2020年の介護職員の平均給与額(月給)は、

  • 資格を持っていない人の平均:282,290円
  • 資格を持っている人の平均:327,950円

と40,000円以上の差があることが出ています。

 

厚生労働省の統計「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」より、資格を保有している介護士と保有していない介護士の平均給与額を比較し、以下にまとめました。

平均給与額(令和2年)
資格なし 275,920円
資格有り(全体の平均) 318,150円
資格有り 介護職員初任者研修 301,210円
資格有り 介護職員実務者研修 303,230円
介護福祉士 329,250円

参考:厚生労働省「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」

介護業界の給与水準は行っている介護サービスの形態などで異なってくるため一概に確定はできませんが、保有している資格が上位になるほど給与水準も高くなるということは言えるでしょう。

介護職員の給与構造

介護職員の給与は、実施した介護サービスの分だけ国から支払われる「介護報酬」と、介護サービスを受けた人から受け取る「利用者負担額」から支払われます。

介護報酬と利用者負担額はどんなに介護の質が高くても、利用された分しか支払われることはありません。そのため、大幅に高くなることはないでしょう。

 

しかし、売上上昇などでボーナスが高額になることはなくても、高齢化が進み介護サービスの利用は増え続けることから、給与が下がることもないと言えます。

不景気になっても必要な仕事として安定しているため、今後もコンスタントに給料が上がることも見込まれるでしょう。

介護職を続けたまま給料を上げる方法

介護職について仕事や給料面でご紹介しましたが、働くなら給料は少しでも高いことを望む人が多いのではないでしょうか。

介護職を続けながら、給料を上げる方法をご紹介していきます。

資格取得

介護職員は資格を取得することで給与を上げることができます。

資格の取得ときくと大変と思う方が多いかもしれませんが、働きながらでも最短1か月で取得できるものもあり、比較的取りやすくなっています。

  • 介護職員初任者研修
  • 介護福祉士実務者研修
  • 介護福祉士
  • 社会福祉士
  • ケアマネジャー
  • 介護予防運動指導員
  • 介護事務
  • リーダー・管理職を目指す

この資格を取得しておくと給料を上げるのに役立つでしょう。

上記で説明していない資格について説明していきます。

社会福祉士

社会福祉士は福祉や医療の知識を持ったエキスパートです。この資格があると生活が困窮している人や身体障害者などからの相談にアドバイスができるようになります。

お年寄りだけでなく子供についても相談もできるようになるため、仕事の幅が広くなります。また、福祉と医療も国家資格なので、相談者からの信頼も厚くなります。

キャリアアップを考えている方は取得しておくことがおすすめです。

ケアマネジャー

ケアマネージャーの資格は介護福祉士の資格を持って経験を積むことで試験を受験することが可能になります。

高齢者やその家族の相談を受けケアプランの作成などを行うケアマネージャーを将来的に目指すこともおすすめです。

給与も介護福祉士よりもさらに上を目指すことができたり、介護現場の仕事が肉体的に辛くなった時でも介護の仕事を続けやすくなります。

介護予防運動指導員

介護予防運動指導員はお年寄りの介護予防として筋力向上トレーニングなどを提案したり、行うスペシャリストです。

筋力が弱くなり介護が必要にならずに済むよう予防プログラムを作成したり、お年寄りの身体に負荷がかかりにくい運動指導を行ったりします。

介護関連の資格を持っている方のみ受講できる研修を受講すると指導員になることができます。

リーダー・管理職を目指す

すぐには難しいかもしれませんが、将来給与を上げたいのならば、リーダーや管理職を目指すことをおすすめします。

責任も重くなりますが、その分やりがいもあり給与も上がるため目指すと良いでしょう

 

上記で述べたように、上級資格になるほど平均給与額が上がっています。

介護士は資格を取得することで給料が上がる可能性が高いため、給料アップを望むのであれば資格取得を目指していくことをおすすめします。

 

介護職の資格の取得難易度についてこちらで詳しく説明しています。

まとめ

介護関連の資格を保有していなくても、介護の業界で働くことは可能です。

直接的に介護にかかわることができるかどうかは事業所次第ですが、どこの事業所でも間接的に介護にかかわることはできるため、誰かの役に立ちたいという思いがある人ならば、十分にやりがいを感じることができるでしょう。

しかし、どの業界もそうですが、この先介護職として働き専門のスキルを身に付けてステップアップを目指すのであれば資格取得は必要でしょう。

理想は、介護職に就職する前に資格を取得してから介護職として働き始めるという事です。

しかし、早く働きたいのであれば、資格なしでも働ける介護業界の仕事についてから資格の取得を目指しても問題ないでしょう。

 

介護職の資格は働きながらでも勉強をすれば取得可能です。

そのため、資格をもっていないからと介護職を諦めるのではなく、前向きにチャレンジしてきましょう。

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