「介護資格を取る方法を知りたい……!」
「介護資格を実際に取った人の口コミや評判を教えて……!」
「介護資格の取得メリットやキャリアパスとは?」
本記事を読んでいるあなたは、このようなお悩みを抱えていませんか?
そこで今回は介護資格を取る方法から、実際の取得した人の口コミやメリットなどについて解説します。
◆本記事の内容
- 【口コミあり】介護資格を取る方法
- 介護福祉士までのキャリアパス
- 介護福祉士になるメリット
- 介護福祉士の仕事内容
本記事を読むことで、介護資格を取る方法が理解できたり実際の行動指標になったりするでしょう。
ほかにも仕事内容について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【口コミあり】介護資格を取る方法
まずは、介護資格を取る方法について解説します。
今回紹介する方法は、以下の5パターンです。
- 中卒から介護福祉士の資格を取る方法
- ホームヘルパーから介護福祉士の資格を取る方法
- 働きながら介護福祉士の資格を取る方法
- 社会人から介護福祉士の資格を取る方法
- EPA介護福祉士候補者が介護福祉士の資格を取る方法
またそれぞれの方法で、実際に介護福祉士の資格を取得した人の口コミを紹介します。
中卒から介護福祉士の資格を取る方法
介護資格を取る方法、1つ目は「中卒から介護福祉士の資格を取る方法」です。
中卒から介護福祉士の資格を取る方法は、以下をおすすめします。
福祉系高校ルート
福祉系高校(福祉科などがある)で定められた科目や単位を取得して卒業すると、介護福祉士の国家資格を受けられます。
養成校は実技系の授業が多くみっちり勉強できますが、技術だけでなく知識もしっかり身につけたかったので、国家試験を受験をすれば知識も見につくと思い、受験を決めました。
過去問解説集を1日2問ずつ、問題と解説を暗記するくらい繰り返し解きました。そのなかでも、制度や法律などが難しかったので、重点的に勉強しました。
ホームヘルパーから介護福祉士の資格を取る方法
介護資格を取る方法、2つ目は「ホームヘルパーから介護福祉士の資格を取る方法」です。
ホームヘルパーから介護福祉士の資格を取る方法は、以下をおすすめします。
実務経験ルート
3年以上の実務経験および「実務者研修」を修了すると、介護福祉士国家試験を受験が可能です。
全体の90%が、この実務経験ルートで毎年受験します。
施設の方針として入職して3年目で国家試験を受けることとなっていたため、受験をしました。
同期の同僚と分からない部分を教え合ったり、職場の先輩方に分からないところを質問してたくさん教えてもらいました。
勉強を進めるなかで、「仕事と勉強を両立させなければいけない」「仕事を頑張らないといけない」「受かるかな、落ちたらどうしよう」とたくさんのプレッシャーがありましたが、周りの方から「大丈夫だよ」「失敗してもいいじゃん」などと言ってもらえて、肩の力が少し抜けました。
養成施設ルート
指定された養成施設等を卒業後、介護福祉士国家試験を受験可能です。
同じ職場に同じ条件で入社した人がいたので、勉強仲間がいるというのが心強かったです。その人に勉強時間などを聞くだけでも刺激になり、頑張れました。
働きながら介護福祉士の資格を取る方法
介護資格を取る方法、3つ目は「働きながら介護福祉士の資格を取る方法」です。
働きながら介護福祉士の資格を取る方法は、以下をおすすめします。
養成施設ルート
指定された養成施設等を卒業後、介護福祉士国家試験を受験可能です。
毎日同じ勤務時間ではなかったので、仕事と勉強の両立が1番辛かったです。
「1日〇時間」など、勉強時間を決めると辛くなるので、眠い時は無理せず寝て、やる気がある時に集中して勉強しました。
社会人から介護福祉士の資格を取る方法
介護資格を取る方法、4つ目は「社会人から介護福祉士の資格を取る方法」です。
社会人から介護福祉士の資格を取る方法は、以下をおすすめします。
養成施設ルート
指定された養成施設等を卒業後、介護福祉士国家試験を受験可能です。
初任者研修を修了し介護職として働き始めたときから、3年間の実務経験を得たら国家試験を受けようと決めていました。
職場にお願いして、試験前と試験当日はお休みをいただきました。また、体調を崩さないように睡眠時間をしっかり取ることを心がけました。
実務経験ルート
3年以上の実務経験および「実務者研修」を修了すると、介護福祉士国家試験を受験が可能です。
全体の90%が、この実務経験ルートで毎年受験します。
会社の研修体制が整っているなど、サポート体制が充実していたので受験してみようと思いました。実務者研修と受験勉強を同時並行で行っていました。
実務者研修のレポート提出の課題で苦労しましたが、研修会場が職場だったこともあり、わからないことは会社の先輩たちに聞いて解決することができました。また、会社の仲間で受験する人が複数いたので、気楽に相談することができました。
EPA介護福祉士候補者が介護福祉士の資格を取る方法
介護資格を取る方法、5つ目は「EPA介護福祉士候補者が介護福祉士の資格を取る方法」です。
EPA介護福祉士候補者が介護福祉士の資格を取る方法は、以下をおすすめします。
養成施設ルート
指定された養成施設等を卒業後、介護福祉士国家試験を受験可能です。
利用者のコミュニケーションの前に、事業所とのコミュニケーションがうまくいかないのではと心配になっていました。しかし養成施設でも、不自由なく絶対に介護福祉士に合格することだけを考えて勉強していました。
私の通った学校では、宗教にも寛容でした。
介護福祉士までのキャリアパス
ここからは、介護職員の代表的なキャリアパスについて解説します。
経験年数 | 状態 | おすすめの資格・仕事内容 |
未経験者 | 介護職に就いた経験がない | |
1年目 | 経験の浅い介護職員 | 介護職員初任者研修 |
2~3年目 | 最低限の知識・技術のある介護職員 | 介護福祉士実務者研修 |
3~5年目 | 介護福祉士 | |
5~8年目 | 経験のある介護福祉士 | 指導など |
8~10年目 | 認定介護士、マネジメント職 |
介護職のキャリアパスが明確化されることで、働くうえでの1つの指標となるでしょう。
介護福祉士までのキャリアパス概要
今回紹介するのは、以下の2つです。
- 介護業界におけるキャリアパスの必要性
- キャリアパス制度導入のメリット
詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
介護業界におけるキャリアパスの必要性
介護福祉士までのキャリアパスについて解説する前に、必要性について紹介します。
厚生労働省の発表によると、2025年には日本人口の1/3が高齢者になると公開されているのをご存知でしょうか?
また年々、介護職に就く人の人口数は減少しています。
そこで個人が目指す充実した介護職を実現できるよう、キャリアパスの導入が始まりました。
介護職にもキャリアパスが導入されたことで、職員一人ひとりが目標ややりがいを持って働ける業界に変えていけるでしょう。
キャリアパス制度導入のメリット
キャリアパス制度導入のメリットは、2つの視点から考えられます。
- 職員のメリット
- 施設・事業所のメリット
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
職員のメリット
介護職員として働く場合にメリットなのは、以下の4つです。
- 現場で何ができるかを証明できる
- モチベーションの向上、やりがいにつながる
- 転職時に活用できる
- 介護分野へ参入しやすくなる
とくに働くうえで、あらゆることが指標化されるのはモチベーションアップにつながります。
介護分野への参入にも一役買うので、メリットといえるでしょう。
施設・事業所のメリット
施設側にメリットなのは、以下の3つです。
- 忙しい中でも職員を適正に評価できる
- サービス水準を上げられる
- やる気があり優秀な職員の定着につながる
管理職の人が適切な判断ができないと、いくらやる気のある職員でも退職してしまいます。
このようにキャリアパスを導入したことで、お互いに仕事のしやすい環境ができたといえるでしょう。
介護福祉士になるメリット
ここからは、介護福祉士になるメリットについて解説します。
介護福祉士になる主なメリットは、以下の3つです。
- キャリアアップにつながる
- 給与が上がる
- 就職・転職・復職にも有利
1つずつ解説していきますので、参考にしてみてください。
キャリアアップにつながる
介護福祉士になるメリット、1つ目は「キャリアアップにつながる」です。
介護業界では未経験者や無資格者でも働ける環境があるため、介護福祉士の資格を取ることはキャリアアップにつながります。
知識や経験も必要であり、より介護の世界に深く関われるようになるといえるでしょう。
給与が上がる
介護福祉士になるメリット、2つ目は「給与が上がる」です。
介護福祉士は、働く施設によって資格手当がもらえます。
また未経験者・無資格者と比較して、月の固定給料も上がります。
ボーナスが出る会社であれば、総額で100万円以上の収入アップが見込めるでしょう。
就職・転職・復職にも有利
介護福祉士になるメリット、3つ目は「就職・転職・復職にも有利」です。
介護福祉士は、業界内で唯一の国家資格です。
もともと人手が少ないといわれている介護業界なので、転職や復職の場合にも有利でしょう。
また実務経験がなくても学校を卒業してから取得すると、新入社員であるときから優遇された環境で働けるといえます。
よって就職においても、介護福祉士の資格を取ることはメリットです。
介護福祉士の仕事内容
ここからは、介護福祉士の仕事内容について解説します。
介護福祉士の主な仕事内容は、以下の3つです。
- 要介護者のお世話
- 相談と助言
- スタッフのマネジメント
1つずつ解説していきますので、参考にしてみてください。
要介護者のお世話
介護福祉士の仕事内容、1つ目は「要介護者のお世話」です。
介護風刺しは、現場に出ない働き方も多くあります。
しかし小さい規模での介護施設では、現場スタッフのように介護福祉士が利用者のお世話をします。
相談と助言
介護福祉士の仕事内容、2つ目は「相談と助言」です。
利用者やその家族から、介護についての相談があった場合に助言を行います。
必要に応じて社会福祉士などへとつなぐ、利用者とスタッフのパイプ役もこなす必要があるでしょう。
スタッフのマネジメント
介護福祉士の仕事内容、3つ目は「スタッフのマネジメント」です。
介護福祉士は業界のなかでも、国家資格といえます。
周囲が頼りにしている存在ということもあり、スタッフのマネジメント役に抜擢されるでしょう。
まとめ
今回は介護資格を取る方法から、実際の取得した人の口コミやメリットなどについて解説しました。
ここからは、本記事のおさらいをしていきましょう。
1.【口コミあり】介護資格を取る方法
- 中卒から介護福祉士の資格を取る方法
- ホームヘルパーから介護福祉士の資格を取る方法
- 働きながら介護福祉士の資格を取る方法
- 社会人から介護福祉士の資格を取る方法
- EPA介護福祉士候補者が介護福祉士の資格を取る方法
2.介護福祉士までのキャリアパス
経験年数 | 状態 | おすすめの資格・仕事内容 |
未経験者 | 介護職に就いた経験がない | |
1年目 | 経験の浅い介護職員 | 介護職員初任者研修 |
2~3年目 | 最低限の知識・技術のある介護職員 | 介護福祉士実務者研修 |
3~5年目 | 介護福祉士 | |
5~8年目 | 経験のある介護福祉士 | 指導など |
8~10年目 | 認定介護士、マネジメント職 |
3.介護福祉士になるメリット
- キャリアアップにつながる
- 給与が上がる
- 就職・転職・復職にも有利
4.介護福祉士の仕事内容
- 要介護者のお世話
- 相談と助言
- スタッフのマネジメント
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