「介護福祉士の転職サイトって、どれが使いやすい?」
「介護福祉士の転職を上手く行うコツは?」
介護福祉士として、より高い技術力や水準を目指すためには「転職」がおすすめ。
そこで今回は介護福祉士がよく使う転職サイトや求人を選ぶ際のコツ、転職方法まで解説していきます。
◆本記事の内容
- 介護福祉士のステップアップ方法は「転職」
- 介護福祉士の転職における主な就活方法
- 介護福祉士の就活に転職サイトがおすすめな理由
- 転職サイトを使うときのコツ
- 介護福祉士におすすめの転職サイト
また「失敗しない仕事選び」について詳しく知りたい方は、こちらで解説を行っていますのでぜひ確認してみてくださいね。
介護福祉士のステップアップ方法は「転職」
介護福祉士の資格を取得したら、転職を検討するのがおすすめです。
なぜなら転職することで給料や待遇が良くなる可能性が高く、新たな目標を見つけやすくなるから。
今後どのような働き方をするのか、そういった自分の将来を考えるためにも有効な手段といえるでしょう。
介護福祉士は転職しやすい
転職活動に不安を感じる人もいるかもしれませんが、実のところ介護福祉士は引く手あまたです。
なぜなら事業所は介護福祉士を一定数以上雇用することで、サービス提供体制強化加算の評価対象になるから。
サービス提供体制強化加算とは?
サービスの質が一定以上に保たれている事業所に対して、介護報酬を加算する制度のこと。事業所にとっては売上アップのチャンスです。
サービス提供体制強化加算によって、介護福祉士は事業所のポイントアップとしても重宝されやすいのです。
介護福祉士になるまでは勉強時間の確保が最優先
介護福祉士になるまでには、どの事業所も同じような待遇であることが多いです。
なかには募集要項で高い給料をうたっているところもありますが、勤務時間が長かったり休みが少なかったりすることも。
そもそも介護福祉士にならなければ大幅な年収アップは望めないので、目先の給料よりも勉強時間が確保できる環境を優先するようにしましょう。
介護福祉士の転職における主な就活方法4選
介護福祉士の就活方法として、主なものは次の4つです。
- 事業所に直接問い合わせ
- ハローワーク
- 新聞や求人雑誌
- 転職サイト
詳しく解説します。
事業所に直接問い合わせ
介護福祉士の就活方法、1つ目は「事業所への問い合わせ」。
本来ならたくさんの求人に目を通すべきですが、下記のような条件に当てはまっているような場合は、直接問い合わせるのが早いです。
- 自宅から近い
- 知り合いが働いている
- 地域での評判が良い
介護福祉士というだけで貴重な人材なので、好待遇で入社できるかもしれません。
ハローワーク
介護福祉士の就活方法、2つ目は「ハローワーク」。
ハローワークでは受付で相談員と対面し、働きたい事業所の特徴や要件などを直接交渉できます。
求人の受付状況や募集要項に記載されていない細かい点について聞き出すこともできるため、早めに転職したい人は利用してみてください。
新聞や求人雑誌
介護福祉士の就活方法、3つ目は「新聞や求人雑誌」。
一般的に紙媒体での求人には媒体側の審査が入るため、ブラック企業などが少ないのが利点です。
また紙媒体でしか求人募集をしていない事業所もあるため、穴場な転職先が見つかることもあります。
転職サイト
介護福祉士の就活方法、4つ目は「転職サイト」。
転職サイトdえは検索機能が優れているので、希望通りの求人を見つけることが可能です。
勤務地、年収、休日日数など、こだわりの条件がある人には特におすすめです。
介護福祉士の就活に転職サイトがおすすめな理由
ここからは、転職サイトを利用した就活のメリットを5つ解説します。
- 数多くの求人を閲覧できる
- 書類審査を受けるのが楽
- キャリアシートで存分にアピールできる
- さまざまなコラムを読める
- アドバイザーに相談できる
くわしく確認していきましょう。
数多くの求人を閲覧できる
転職サイトを利用した就活のメリット、1つ目は「数多くの求人を閲覧できる」。
ハローワークや求人雑誌には介護系の求人がたくさん掲載されています。
しかし、求人数でいえば転職サイトが一番。他の就活方法より圧倒的に多く、数万件の求人を掲載する転職サイトもあります。
時間と場所に関係なく求人を検索・閲覧できるわけですから、忙しい介護福祉士にはピッタリの就活方法といえるでしょう。
書類審査を受けるのが楽
転職サイトを利用した就活のメリット、2つ目は「書類審査を受けるのが楽」。
転職サイトなら書類審査の申し込みがオンラインで可能です。
つまりサイト内で作成した電子履歴書で審査を受けられるので、履歴書を書いたり郵送したりといった手間が省けます。
キャリアシートで存分にアピールできる
転職サイトを利用した就活のメリット、3つ目は「キャリアシートで存分にアピールできる」。
データなので簡単に更新ができるだけでなく、手書きの職務経歴書よりも見やすいのは転職に効果的です。
介護福祉士であれば十分な実務経験があるはずなので、存分にアピールしてください。
さまざまなコラムを読める
転職サイトを利用した就活のメリット、4つ目は「さまざまなコラムを読める」。
転職サイトには、便利な情報がコラムとして掲載されています。
- キャリアアップの仕方
- 失敗しない転職先の選び方
- 転職時の注意点
- 転職の成功体験
いずれも大いに参考になるので、応募先を決める前にしっかり目を通すべきでしょう。
アドバイザーに相談できる
転職サイトを利用した就活のメリット、5つ目は「アドバイザーに相談できる」。
転職サイトでは基本的に電話やチャット、メールでの相談ができます。
サポート内容は転職サイトごとに異なりますが、なかには就活に有利な情報を教えてくれることも。
条件の良い求人や絶対に受かりたい事業所への転職に、とても重宝するものでしょう。
転職サイトを使うときのコツ
つづいて、転職サイトを使う時のコツについて5つ解説します。
- 給料だけで判断しない
- 条件が良すぎる求人には要警戒
- 年中募集しっぱなしの事業所は避ける
- 募集要項に記載がない=その事業所の欠点と考える
- 口コミもチェックする
これらを踏まえて利用することでより効果的な就活ができるので、ぜひ実践してください。
給料だけで判断しない
転職サイトを使う時のコツ、1つ目は「給料だけで判断しない」。
転職に際して年収アップを狙うのは当然のこと。しかし実際に書かれている金額がもらえないこともあります。
書類だけを見れば100万円の収入アップ?
「裁量労働制」と書かれている場合は、残業代がつかないのでむしろ年収が下がる可能性も。
たとえば毎月8万円ほどの残業代をもらっていた人の場合は、年収が100万円UPしたところでたいして変わりません。
したがって、勤務時間や労働条件も加味して年収を判断するようにしてください。
条件が良すぎる求人には要警戒
転職サイトを使う時のコツ、2つ目は「条件が良すぎる求人には要警戒」。
相場を無視した、明らかな高待遇は他に無理難題な要求をされる可能性があります。
よく契約書や求人票を見ると「資格取得支援金込み」や「業績が一定値を超えた場合」などの但し書きがそえられていることも。
高待遇すぎる求人は怪しいため、原因を探すか避けるようにしてください。
年中募集しっぱなしの事業所は避ける
転職サイトを使う時のコツ、3つ目は「年中募集しっぱなしの事業所は避ける」。
年中募集が出ているということは、求人をかけているにも関わらず人が集まっていないということです。
業界として人材不足な点を加味しても、年中無休で人が集まらないのには何らかの理由があるといえます。
また頻繁に人がやめているということでもあるため、激務も予想されるでしょう。
募集要項に記載がない=その事業所の欠点と考える
転職サイトを使う時のコツ、4つ目は「募集要項に記載がない=その事業所の欠点と考える」。
どの事業所も、良い人材を確保するために募集要項には長所を記載します。
「育児休暇あり」「完全週休二日制」など、事業所によってアピールポイントはさまざまでしょう。
しかし「ほとんどの事業所の募集要項に書かれているのにある事業所の募集要項にだけ書かれていないこと」こそ、その事業所の短所として気づくべきです。
口コミもチェックする
転職サイトを使う時のコツ、5つ目は「口コミもチェックする」。
転職サイトを通して希望する事業所をリストアップしたら「その事業所の名前 + 評判」でネット検索してみてください。
すると利用者やその家族、元従業員からの口コミがヒットすることがあります。
良い口コミだけでなく、悪い評価も参考にして判断基準にしましょう。
介護福祉士におすすめの転職サイト
さいごに、介護福祉士の就活におすすめの転職サイトを3つ紹介します。
<おすすめの転職サイト>
- マイナビ介護
- 介護レポ
- きらケア
就活ではたくさんの情報を持つことが鉄則なので、紹介する転職サイトにはすべて登録しておきましょう。
マイナビ介護:株式会社マイナビ
介護福祉士の就活におすすめの転職サイト、1つ目は「マイナビ介護:株式会社マイナビ」。
マイナビ介護には、5万件ほどの求人が掲載されています。
また専任のアドバイザーに条件を伝えることで、より良い求人をリストアップしてもらうことも可能です。
介護レポ:株式会社repo
介護福祉士の就活におすすめの転職サイト、2つ目は「介護レポ:株式会社repo」。
介護レポは、求人情報がたくさん掲載されています。
とくに教育体制や資格取得支援制度、職場環境などに関する情報が充実しているので、これらが気になる人におすすめです。
きらケア:レバレジーズメディカルケア株式会
介護福祉士の就活におすすめの転職サイト、3つ目は「きらケア:レバレジーズメディカルケア株式会社」。
また労働者と事業所の双方にとって良い転職となることをテーマにしており、職場の雰囲気などを参考にその事業所との相性の良さについてもアドバイスしてもらえます。
そのため面接時の受け答えに不安がある人には、きらケアがおすすめです。
介護福祉士は転職サイトをフル活用してよい就活を
今回は介護福祉士がよく使う転職サイトや求人を選ぶ際のコツ、転職方法まで解説しました。
転職サイトを使えば条件の良い事業所を検索できるだけでなく、多くの情報を集めることも可能です。
精度の高い転職活動をしたい人は、ぜひ利用してみてください。
人材不足の業界で「介護福祉士」という資格を取得していれば転職難にはなりませんが、だからこそ自分なりの希望条件をしっかりと定めましょう。
当サイトでは、ほかにも介護関係の生地を随時更新しています。
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