介護福祉士 資格

介護福祉士の資格の取得方法やメリット|資格取得ルートは全4つ

介護福祉士の資格の取得方法やメリット|資格取得ルートは全4つ

介護福祉士の資格取得には4つの方法があるとご存知でしょうか?

この記事では「介護福祉士の資格」について解説していきます。

結論、今後介護業界で働いていくなら、介護福祉士の資格は取得しておいた方が良いでしょう。

資格取得のメリットや資格取得方法をまとめたので、参考にしてください。

その他にも、介護福祉士資格取得のおすすめスクールも紹介しています。

ぜひこの記事を読んで、介護福祉士の資格取得を目指してください。

また「社会福祉士の資格」について知りたい方は、こちらで解説を行っていますのでぜひ確認してみてくださいね。

介護福祉士資格取得におすすめのスクール

  1. 三幸福祉カレッジ|費用11,000円~187,000円
  2. ニチイ|費用26,400円~37,400円
  3. ユーキャン|費用49,800円

介護福祉士はどんな資格?

介護福祉士はどんな資格?

介護福祉士は、介護の国家資格です。

介護福祉士の資格を持っていると、ヘルパーさんに指導やアドバイスができたりと、リーダー的な存在になります。

具体的な仕事内容は、介護が必要な方に対して、食事や入浴、排せつなどの行動を介助したり、精神面で支えてあげる仕事です。

また、介護福祉士と一重に言っても、上位の資格にあたる「認定介護福祉士」もあります。

介護業界でスキルアップを目指すなら、まずは介護福祉士の資格取得を目指してみましょう。

受験資格

介護福祉士の資格取得には、いくつかの条件があります。

必要な条件は、以下の通りです。

  • 介護福祉士養成施設(2年以上)を卒業(修了)した方
  • 介護福祉士養成施設(1年以上)を卒業(修了)した方
  • 3年以上介護等の業務に従事した方で、実務者研修を修了した方
  • 3年以上介護等の業務に従事した方で、介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修(第1号研修または第2号研修)を修了した方
  • 福祉系高校で新カリキュラムを履修した卒業した方
  • 特例高校を卒業した翌日後に9か月以上介護等の業務に従事した方
  • 経済連携協定(EPA)で介護等の業務に従事した方

これらの条件を備えていなければ、介護福祉士の資格を取得することはできません。

介護福祉士資格取得のメリット

介護福祉士資格取得のメリット

介護職の資格がいくつもあるなかで、介護福祉士の取得はどのようなメリットがあるのか解説します。

介護福祉士の資格がなくても、介護職には就けるので、必要性を感じない方もいるかもしれません。

しかし、介護福祉士の資格は、以下のようなメリットがあるのです。

  • 社会的信頼が高い
  • 待遇が良くなる
  • 職業の幅が広がる

なぜそれぞれのようなメリットがあるのか、以下で解説します。

社会的信頼が高い

介護福祉士の資格を取得していると、社会的信頼が高まります。

なぜなら、介護福祉士の資格は、介護関係の資格のなかで唯一の国家資格だからです。

介護についての専門的な技術や知識があることは、介護職の雇用者から見ても、評価が高く、重宝される存在になります。

そのため、一時的に仕事を辞めたとしても、すぐに就職先が見つかるでしょう。

また、国家資格を取得しているということで、介護業界以外からの社会的信頼も高まります。

待遇が良くなる

待遇が良くなる

介護福祉士の資格を取得していると、給与面での待遇が良くなります。

介護職は比較的給料が高い方ではなく、長く勤めていても給与が上がらないこともある職業です。

しかし、介護福祉士の資格を取得していれば、給与アップにつながるでしょう。

厚生労働省「平成30年度介護従事者処遇状況調査結果」の調査によると、介護福祉士の資格保持者と無資格者では、1ヶ月の平均給与が約52,000円も違うことがわかっています。

介護職での給与アップを考えるなら、介護福祉士の資格は取得しておいた方が良いでしょう。

職業の幅が広がる

介護福祉士の資格を取得していると、職業の幅が広がります。

介護福祉士の資格を取得してれば、ヘルパーだけではなく、管理の仕事を任される可能性があるのです。

介護職の役職のなかで、サービス提供責任者や生活相談員、チームリーダーは、介護福祉士の資格が必要なものもあります。

また、それだけ求められる人材なので、介護福祉士の資格があれば、転職にも有利です。

仕事領域が広がることでのキャリアアップも期待できるでしょう。

介護福祉士の資格取得ルートは4つ

介護福祉士の資格取得ルートは4つ

介護福祉士の資格取得には4つのルートがあります。

どのルートを目指すかは人によって異なりますが、主な対象者は以下の通りです。

ルート 主な対象者
実務経験ルート 主に社会人(どんな方でも可能)
養成施設ルート 高校卒業者向け
福祉系高校ルート 中学卒業者向け
EPAルート インドネシア人・フィリピン人・ベトナム人向け

それぞれのルートがどのようなものか、どんな条件があるのか、以下で解説します。

実務経験ルート

実務経験ルートは、どんな方でも受けられるルートで、最もスタンダードな取得方法といえます。

実務経験ルートで資格を取得するには、以下のような条件があります。

  • 3年以上の介護の実務経験
  • 実務者研修修了

資格取得までの流れは、以下の通りです。

  1. 実務経験3年以上
  2. 実務者研修
  3. 筆記試験
  4. 介護福祉士資格取得

実務経験を積んでいれば、実務研修にすすむことも可能ですが、初任者研修を先に受けておくことをおすすめします。

初任者研修を修了しておくと、実務研修で受講する科目のいくつかが免除されるためです。

実務経験が必須条件となっているので、介護職で働きながら資格を取得したい方にとってメリットになる方法といえるでしょう。

養成施設ルート

養成施設ルート

養成施設ルートは、高校を卒業後、指定された福祉系養成施設を卒業して、資格を取得する方法です。

受験資格は、以下のようになっています。

  • 高等学校卒業をして介護福祉士養成施設を卒業
  • 高等学校卒業をして福祉系大学・社会福祉養成施設・保育士養成施設のいずれかを卒業後、介護福祉士養成施設を卒業している

養成施設ルートの具体的な流れは、養成施設の卒業年によって異なります。

  • 平成28年までに養成施設を卒業→介護福祉士資格取得
  • 平成29~33年までに養成施設を卒業①→筆記試験三→介護福祉士資格取得
  • 平成29~33年までに養成施設を卒業②→介護福祉士資格取得(期限つき)→実務経験5年or筆記試験→介護福祉士資格取得
  • 平成34年以降に養成施設を卒業→筆記試験→介護福祉士資格取得

高校の頃から介護職を目指している場合は、養成施設ルートが最も最短ルートになります。

福祉系高校ルート

福祉系高校ルートは、平成21年度以降の入学で、定められた科目・単位を取得することで、介護福祉士の受験ができます。

主な取得条件は、以下の通りです。

  • 平成21年度以降に福祉系高等学校へ入学、新カリキュラムを履修し卒業
  • 平成20年度以前に福祉系高等学校へ入学、旧カリキュラムを履修し卒業
  • 平成21年度以降に特例高等学校へ入学し必須単位を取得して卒業後、介護業務を9ヶ月以上の経験

福祉系高校ルートは、新カリキュラムか旧カリキュラムかによって、取得までの道のりが異なります。

  • 旧カリキュラム(平成20年度以前入学者)①→介護技術講習→筆記試験→介護福祉士資格取得
  • 旧カリキュラム(平成20年度以前入学者)②→筆記試験→実技試験→介護福祉士資格取得
  • 特例高校(平成21年度以降入学者)①→実務経験9ヶ月以上→介護技術講習→筆記試験→介護福祉士資格取得
  • 特例高校(平成21年度以降入学者)②→実務経験9ヶ月以上→筆記試験→実技試験→介護福祉士資格取得
  • 新カリキュラム(平成21年度以降入学者)→筆記試験→介護福祉士資格取得

入学年によって方法が異なるので、事前に確認しておきましょう。

EPAルート

EPAルート

EPAルートとは、EPA(経済連携協会)に基づき、来日した外国の方が、日本の介護施設で就労や研修をしながら介護福祉士を目指せるルートです。

厚生労働省では、令和元年までに6,400人以上の受け入れを行ったとしています。

日・インドネシア経済連携協定(平成20年7月1日発効)に基づき平成20年度から、日・フィリピン経済連携協定(平成20年12月11日発効)に基づき平成21年度から、日・ベトナム経済連携協定に基づく交換公文(平成24年6月17日発効)に基づき平成26年度から、年度ごとに、外国人看護師・介護福祉士候補者(以下「外国人候補者」という。)の受入れを実施してきており、累計受入れ人数は3国併せて6,400人を超えました。(令和元年8月末時点)

引用:厚生労働省

対象者は、以下の通り。

  • インドネシア
  • フィリピン
  • ベトナム

EPAの介護福祉候補者は、日本語能力試験をクリアした上、候補条件をクリアしなければいけません。

来日後は日本語研修を受けつつ、介護施設で3年以上経験することで、受験資格を得られます。

介護福祉士資格の試験

介護福祉士資格の試験

介護福祉士の試験について解説します。

介護福祉士の資格試験は、毎年1回しか行われません。

基本的には筆記試験は1月下旬、実技試験は3月上旬に行われます。

試験の主な内容は、以下の通りです。

  • 筆記試験……出題数125問/マークシート方式
  • 実技試験……モデルに対して介助の動作を行うテスト

筆記試験で出題されるのは、以下12科目と総合問題の、合計13科目が出題です。

  • 人間の尊厳と自立
  • 人間関係とコミュニケーション
  • 社会の理解
  • 介護の基本
  • コミュニケーション技術
  • 生活支援技術
  • 介護過程
  • 発達老化の理解
  • 認知症の理解
  • 障がいの理解
  • こころとからだのしくみ
  • 医療的ケア
  • 総合問題

1年に1度しかないので、しっかり予習復習をして試験にのぞみましょう。

介護福祉士の資格を取得するなら講座受講がおすすめ

介護福祉士の資格を取得するなら講座受講がおすすめ

介護福祉士の資格を取得するなら、講座を受講しておきましょう。

講座受講することで、効率的な試験対策が行えます。

おすすめのスクールは、以下の3つです。

介護福祉士資格取得におすすめのスクール

  1. 三幸福祉カレッジ|費用11,000円~187,000円
  2. ニチイ|費用26,400円~37,400円
  3. ユーキャン|費用49,800円

それぞれのスクールの費用や特徴を解説するので、参考にしてください。

三幸福祉カレッジ|さまざまなコースから選べる

三幸福祉カレッジ

三幸福祉カレッジは、さまざまなコースから選べるスクールです。

介護福祉士の資格を1から学びたい方のためのコースから「この部分だけ学びたい」という方にもおすすめ。

コースと費用は、以下の通りです。

  • 完全マスターコース(通学)……187,000円
  • ポイント速習コース(通学)……62,700円
  • 筆記通信コース(通信)……36,300円
  • web学習コース(通信)……27,500円
  • ポイント速習オンラインコース(通信)……47.025円
  • 全国統一模擬試験(会場模試)……18,700円
  • 全国統一模擬試験(自宅模試)……15,400円
  • 直前対策講座(通学・動画)……11,000円
  • よく出るキーワード解説講座……16,500円

通学や通信、さらにポイントだけの受講も可能です。

学習期間はコースによりますが、約1~4ヶ月ほど。

学びたい部分が明確になっている方は、三幸福祉カレッジを検討してみましょう。

三幸福祉カレッジ

ニチイ|通学講座ならニチイ

ニチイ

ニチイは、全国に300ヶ所もの教室がある、通いやすいスクールです。

現役介護福祉士の声を反映し、試験にでるポイントを絞っているので、効率的かつ本格的に合格力が身に付きます。

講座は通信のみと通学と通信併用、2つのコースがあります。

コース 費用 受講期間(目安)
通信 26,400円 2ヶ月~6ヶ月
通学+通信 37,400円 2ヶ月~6ヶ月

時間がとれるかたは、通学+通信、時間がなく在宅で学びたい方は通信を受講すると良いでしょう。

ニチイ

ユーキャン|通信講座のみで学べる

ユーキャン

ユーキャンは、通信講座に定評のある大手スクールです。

CMでもお馴染みなので、名前を聞いたことがある方は多いでしょう。

ユーキャンでも、介護福祉士の講座を行っています。

講座内容は以下の通りです。

教材 メインテキスト:6冊
副教材:実力アップ問題集・過去問題集・ガイドブック・添削関連書類など
添削 7回
質問 1日3回まで可能
学習期間 6ヶ月
費用 一括払い:49,800円
分割払い:3,900×13回(13ヶ月)

完全在宅で介護福祉士の資格を取得したい方は、ユーキャンの講座で学ぶと良いでしょう。

ユーキャン

介護福祉士の資格を取得して介護業界で活躍しよう

介護福祉士の資格を取得して介護業界で活躍しよう

介護福祉士は、介護系資格唯一の国家資格なので、介護業界では重宝されます。

資格を取得していれば、転職や就職に有利になる他、給与アップも期待できるでしょう。

今後介護業界で働き続けるなら、取得しておいた方が良い資格です。

今回の記事を参考に、ぜひ介護福祉士の資格に挑戦してみてください。

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